皆さんこんにちは。
キャンピングトレーラーで日本一周・夫婦旅を目指し、各地を旅しながら予行練習と装備の検証を続けている「ピヨ」です。
冬のキャンピングトレーラー旅では、思わぬところに落とし穴があります。
そのひとつが、電動インパクトドライバーのバッテリー低下と、誤った工具の使い方です。
「昨日まで普通に使えていたのに、朝になったらバッテリーがゼロ…」そんな経験をしたことはありませんか?
実はリチウムイオンバッテリーは寒さに弱く、冬場の使い方次第では性能低下だけでなく、工具やトレーラー本体を痛めてしまう危険性もあります。
この記事では、冬季のアウトリガー(四隅の足)作業にインパクトドライバーをおすすめできない理由とバッテリー対策を、実体験を交えて解説します。
では、行ってみよう~!(^O^)/
冬季は要注意|電動インパクトドライバーのバッテリーが急激に減る理由
リチウムイオン電池は、スマートフォンやタブレットなど、現代の電子機器に欠かせない存在ですが、寒さに弱いという大きな弱点があります。
特に冬場、気温が10℃を下回る環境では、バッテリー内部の化学反応が鈍くなり、電力の供給効率が大きく低下します。
その結果、バッテリー残量が急激に減少し、突然0%表示になって動かなくなることも珍しくありません。
出発時には100%あったはずのバッテリーが、低温にさらされることで数時間後には半分以下になるケースもあります。
さらに、0℃以下の環境に長時間さらされる状態を繰り返すと、一時的な性能低下だけでなく、バッテリー自体の寿命を縮めてしまうため注意が必要です。
リチウムイオンバッテリーは寒さに弱い
電動インパクトドライバーや電動ドリルドライバーのバッテリーも、同じリチウムイオン電池です。
そのため、冬季は長時間外気にさらさない工夫(低温放置しない事)がとても重要になります。
特に気温が0℃前後まで下がる環境では、
- トランクに入れっぱなし
- 車外収納に放置
といった状態は避けましょう。
私自身、冬旅ではヘッド車のトランクではなく、暖房の効いた車内で保管しています。
目的地に到着後は、FFヒーターが効いているキャンピングトレーラーの室内へ移動させることで、バッテリーの冷えを防いでいます。
このひと手間で、低温によるバッテリー性能低下を大きく抑えることができます。
実体験|FFヒーターの効いた車内保管が効果的
恥ずかしい話なのですが、私この事を一切気にしないで冬旅に出たのですよ。
到着時は電動ドリルドライバーが問題なく動いていたのですが、最終日の撤収時少し動いたと思ったらバッテリーが切れました(爆)
バッテリー残量100%で出発し、目的地到着時4本の脚は出せましたが、撤収時に1本の脚もしまえないでバッテリー切れたときは「????」「えっ故障?」でしたけど、よくよく考えれば、外気氷点下でハイラックスの荷台(外気と同じ気温)に置いていたのですから、当然超低温でバッテリーがダメになっていたのですね(泣)
結局、極寒吹雪の世界の中、かじかむ手でクランク棒を使いアウトリガー(四隅の足)をしまう事になりとても辛かったです。
もう、あんな辛い事は二度とごめんです(。-∀-)
アウトリガー操作はどっち?インパクトドライバーと電動ドリルドライバー
貴方は、キャンピングトレーラーの四隅にあるアウトリガー(足)を出し入れする際、
- インパクトドライバー
- 電動ドリルドライバー
どちらを使っていますか?
「インパクトドライバー一択!」という方は、少し注意が必要。
先ずはインパクトドライバーと電動ドリルドライバーの違いを理解しましょう。


ムーバーやアウトリガー(足)の出し入れに電動工具を使うと楽ですよね~♪
インパクトドライバーと電動ドリルドライバーの違い
電動ドリルドライバーの特徴
電動ドリルドライバーは、
「穴あけ(ドリル)」と「ネジ締め(ドライバー)」の両方をこなす電動工具です。
- 回転は一定で打撃なし
- 正確な作業が得意
- 動作音が比較的静か
主な用途は、
- 下穴あけ
- 正確な穴あけ
- 軽負荷でのネジ締め
結論を先に言うと、アウトリガー操作には、こちらの方が向いています。
インパクトドライバーの特徴
インパクトドライバーは、電動ドリルドライバーの回転に加えて**打撃(インパクト)**が加わる電動工具です。
一定以上の負荷がかかると、
「ガガガガッ!」という打撃音とともに、強力なトルクでネジを締め込みます。
- 非常にパワーが強い
- 硬い素材・長いネジ向き
- 動作音と振動が大きい
回転に打撃が加わるので、ネジ締め、ネジを緩ませる事にも効果があり、パワーが必要な締め付けには効果がありますが、キャンピングトレーラー的には、打撃が余計なのです。
要注意|アウトリガーにインパクトドライバーを使ってはいけない理由
YouTubeなどで、アウトリガーやムーバーをインパクトドライバーで「ガガガガガッ!」と操作している動画を見かけますが、これはおすすめできません。
しかもクラッチ機能が効くまで引き金を引くような締め付け方は最悪です。

アウトリガーやムーバーは、もともと付属のクランク棒を使った手動操作(ローパワー)を前提に設計されています。
なのに、打撃と強大なトルクで強烈に締上げるとどうなるか… 想像できますよね。
- アウトリガー:ネジ溝にダメージが蓄積し、摩耗や変形の原因に
- ムーバー :内部の歯車が欠ける・破損する恐れ
特にムーバー内部は意外と繊細な作りなので、強い衝撃や過剰なトルクは致命的。
ムーバーのセッティング時にも、過度にタイヤに食い込ませたり、収納時に最後の最後までローラーを収納してしまうと、超強力トルクと打撃でムーバーの歯車が欠けます。
ムーバーは、クラッチ機能が効く最後の最後まで閉め込むのではなく、クラッチ機能が効く前少し前で止める事をおすすめします。
さらに、車中泊の早朝や深夜にインパクトドライバーを使うと、「ガガガガガッ」と大きな打撃音による騒音が周辺の車へ迷惑を掛けてしまいます。
この音って本人は意外と気にならないですが、他人の耳には凄く耳障りが悪いので注意です。
これらの理由から、キャンピングトレーラーのアウトリガー(足)操作にインパクトドライバーを使うことはおすすめできないのです。
キャンピングトレーラー旅を安全にする正しい工具選び
私のおすすめの電動工具(もちろん私も使っています。)

マキタ 4モード・インパクトドライバTP131
主な機能・特徴
1台で4モード+テクス用ネジ専用モードでネジ締めから穴あけ作業まで幅広く対応。
小型・軽量化を実現した、充電式4モードインパクトドライバーでして14.4Vの物です。
特徴的なのは、4つのモードがありまして、 ①インパクト ②震動ドリル ③ドリル ④ネジ締めと高性能
私はDIYも好きなので、このマキタの4モードを工作にも使っています。
キャンピングトレーラー旅の際は③のドリルモードでアウトリガーを出し入れしています。
バッテリー/充電器別売り
下記の3アイテムでキャンピングトレーラー旅の脚の出し入れやムーバーセッティングを行っております。
このマキタの電動ドリルドライバーは4モード切替式なので多機能。
趣味のDIYにも役に立つので重宝しています。
キャンピングトレーラー旅の時は電動ドリルモードに切り替えて使うので全く問題ありません。
高速・低速切替が切替可能で、私は毎回低速モードで使っています。
低速モードなので締めすぎ(高トルクを掛けクラッチ機能が出る前に)前に止めれるので、トレーラーに負荷を掛ける事もなく使えます。(※インパクト・振動モードは使いません。)
更にドリル+低速モードなので「ガガガガガッ」打撃音も出ないので、道の駅の車中泊でも騒音問題に気を遣う事もなく静かに設営撤収できます♪
エクステンションロッドは30cmの2重式なのでロッドを手で固定しても内部で軸回転してくれるので保持しやすく便利です。
ソケットは19mmの物を適当に物色したのですが、結局信頼のタジマ製をチョイスしています。
まとめ:適した道具を正しく使い楽しい旅を
冬のキャンピングトレーラー旅では、電動工具の扱いにも注意が必要です。
- リチウムイオンバッテリーは寒さに弱い
- 冬季は必ず暖かい場所で保管する
- アウトリガー・ムーバー操作にはインパクトドライバーは不向き
- 電動ドリルドライバー、もしくは手動クランクが安全
- インパクトドライバーを使うなら、せめてクラッチ機能が効く前に止める
- インパクトドライバーは、騒音迷惑になる。
「便利だから」「パワーがあるから」「みんな使っているから」「最後までしっかりキツキツで締めたい!」と安易にインパクトドライバーを使うと、打撃高トルクで締上げるので壊れます。
キャンピングトレーラーメーカーの想定しない方法である、高トルクで叩きながら回すのですから、設備が壊れるのは当然です。
附属の手動のクランク棒で出し入れできる物なのですから、打撃や振動の無い電動ドリルドライバーを使う事をおすすめします。
あなたのキャンピングトレーラーライフが、もっと快適で、もっと自由なものになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました (^▽^♪
