皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
カセットコンロのガスボンベはコンビニやスーパーなど、どこでも入手できるので便利ですよね。
皆さん車中泊時の車中飯を作る際に便利なカセットコンロですが、カセットコンロの火口って「内炎式」と「外炎式」の2種類あるのを知ってましたか?
ちなみに私は外炎式派です♪(≧▽≦)
今回は「内炎式」と「外炎式」の違いとキャンピングトレーラーやキャンピングカーににおすすめのカセットコンロを紹介します。
では、行ってみよぉ~(≧▽≦)
カセットコンロには、大きく異なる2種類が存在する
カセットコンロの火口は、「内炎式」と「外炎式」の2種類ある。
一般的な普通のカセットコンロですが、実は炎の出る機構が大きく2つに分かれています。
この火口の差で、あなたの車中飯調理のしやすさに大きく差がでるのを知ってください。
あなたの調理スタイルで有利なのは、「内炎式」ですか?それとも「外炎式」ですか?
熱が逃げにくい内炎式の特徴
火口が内側に向かっているので、炎は外周から中央に向かって出るので、小型鍋などの場合は熱交効率が良く、風の影響で未燃焼ガスが出難い。
現在メーカー的には内炎式の高級感を醸し出したデザインのカセットコンロも多く出しており、完全に室内で使う事を想定していると考えられます。

内炎式のメリット
・内向きの炎なので熱が逃げ難くガスの消費量を抑えられる。
・ソロや少人数向けの小さめ鍋の場合、底一面を集中加熱できるので熱効率が良い
・ガスが内向きに噴射し燃焼するため、弱火や弱弱火など、最弱の炎調整が容易
内炎式のデメリット
・炎が内向きの一点集中火力になりがちで焦げやすい
・たこ焼きプレートや大き目のプライパンなどの場合熱ムラが出る
・火力が集中しているので、火力を広く全体にあて焼く事が難しい
一般的な外炎式の特徴
火口が外側に向かっているので、炎は鍋を包み込むように燃える従来式のバーナー構造。
以前は少ない火口が単に外側に向いているだけだったので、少しの風の揺らぎで未燃焼となり、風に弱かった。
最近は火口を小さくして、火口を数多く配置した多孔式バーナーを採用している物も多く、各段に風に強くなっている。
これはアウトドアで使う事を想定して作られているようです。

外炎式のメリット
・外側に炎が出るので、鍋やフライパンを包み込むように均一に加熱できる
・中華鍋やたこ焼きプレート・大き目のフライパンに最適
・全体加熱向けなので、焦げつかせる事が少ない
外炎式のデメリット
・外に向けてガスを噴射し燃焼させるので、風で未燃焼する事が多く火力が安定しない
・輻射熱が発生しやすい
キャントレ・キャンカー おすすめのカセットコンロ
私はダントツで「タフまるジュニア」を推します。
このカセットコンロはキャンピングカーやキャンピングトレーラーの車中飯に非常にマッチしています。

イワタニ タフまるジュニア
【タフまるジュニア7つの特徴】
1:従来モデルより60%の小型化。
2:ダブル防風ユニット。
3:炎が消えにくい多孔式バーナー
4:アルミダイキャスト製スタンド。
5:耐重量10kg・ダッチオーブンOK。
6:ケース付きで持ち運びお便利。
7:安全機能
1マグネット着脱式
2ボンベ加湿機構
3圧力感知安全装置
4容器装着安全装置
外見は無骨でいかにもアウトドア仕様と言う感じですが、これが一番高性能でキャンピングトレーラーやキャンピングカー生活に最適。

「タフまるジュニア」をおすすめする理由
コンパクトサイズ
普通のカセットコンロのサイズは、大体幅35cm×奥行30cm×高さ12cmほどですが、タフまるジュニアのサイズは、大体幅28cm×奥行20cm×高さ12cmと小型。
数字で見ると、そんなに変わらないと思うでしょうが、画像で比べると一目瞭然。

こんなに小型なのが地味に便利。
このサイズは、キャンピングトレーラーやキャンピングカーのダイネットテーブルのスペース確保に結構役立ちます。
ダイニングテーブルの上で鍋などをする時に、カセットコンロが小さいと、取り皿やカトラリー、調味料なども余裕で置けます。
ギチギチに詰まったテーブルよりも、ゆとりのあるテーブルの方が楽ですよね。
外炎式が絶対有利
炎の向きは外に向かって拭き出すので、鍋やフライパンを包み込むように熱してくれますので、たこ焼きやフライパンでステーキを焼く時など絶対的に有利。
鍋底を一点集中で熱する内炎式と違い、広く均一に熱してくれるので凄く調理しやすいです。
セラミック網でトーストを焼く時なども、食パン全体に熱が加わり良い感じで焦げ目がつき上手に焼き上がります。
内炎式じゃ、こうはいかないですよ。
風に強い多孔式
風に強い多孔式バーナー仕様なので、タフまるは風に強いのも良い点です。
小さいが多くの火口を持つ事で、例え風で火が吹き消えても、未燃焼ガスが左右上下の火口の炎の力を借りて再着火しやすい仕組みになっています。
キャンピングカーやキャンピングトレーラー内で調理するので、風の影響を考える必要が無いとお思いでしょうが、違うのですよ。
キャンピングトレーラーやキャンピングカーの場合、サイドオーニングを出して車の隣で車外調理をする事もありますよね♪ そんなシチューエーションでも、多孔式バーナーなら風に負けず燃焼してくれます。

下の画像はノーマル火口
大き目で数の少ない火口のため、風にさらされると容易く消えてしまいます。
室内のみの使用なら全く問題ありませんが、野外調理だと使い物になりません。


2重の風防で最強の防風性能を持つ

元々野外調理用カセットコンロとして開発されているので、直接風がバーナー部分に流れ込み難い設計になっています。
先ほど紹介した多孔式バーナーと風を2重で遮るダブル風防ユニットが炎を守り安定した火力を生み出します。
この風に強い構造のお陰で、たまにキャンピングトレーラーの外でBBQする時も安定した火力で調理を楽しめています。
輻射熱対策で安全
メーカーが公式に発表はしていませんが、タフ丸は重量物を乗せても大丈夫なように「タフ」な作りになっています。
その重量物とは何かとう言うとダッチオーブンです。
ダッチオーブンは鋳鉄製で蓄熱性が半端なくありますので、通常のガスの収納庫の位置では、熱源とタンクが近くなりますが、このタフまるはタンクと距離もありますし、風防が熱を反射するように設計されています。
その証拠にタンク側に空気穴のスリットは空いていません。
この事から非公開未発表ですが輻射熱対策も取られていると私は考えています。


左のミニカセットコンロは大き目の鍋やフライパンを使うと、膨らんだタンクカバー側(タンク側)輻射熱を浴びせる事になり危険。
タフまるジュニアは、空気穴無しの風防で一時防御。タンクカバーの盛り上がりもなく熱を吸収し難く配慮されていて安全。
これは、アウトドアでダッチオーブンや鉄板を使うと輻射熱が多量に出るので、それを回避する狙いがあると思われます。(イワタニ凄いね!)
車中飯が楽しくなるオプション品が豊富
イワタニからラインナップされている多彩なオプション品で、車中飯を美味しく、そして楽しく演出してくれます。

イワタニジュニア 焼肉プレート
ジュニアカセットこんろで使う、専用の焼肉プレート
プレート表面がフッ素コートなので、焦げ付きやこびりつきが少なく、お手入れも簡単!
プレートの持ち上げに便利な取っ手付き
公式オプション品として焼肉プレートも出ています。
煙が出にくいタイプなので、煙を気にせず焼肉が楽しめます。


イワタニ ジュニアたこ焼きプレート
小型こんろにも対応したたこ焼きプレート
材質は熱伝導のよいアルミダイカストを使用しているので、熱ムラが少なくきれいに仕上がります。穴径は約36 mm で、一回の調理で19個の玉が作れます。
外炎式と多孔式バーナーの強火の組み合わせでタコ焼きなんていかがでしょうか?
キャンプでタコ焼き絶対美味いでしょ♪


キャプテンスタッグ ジンギスカン鍋
- 製品サイズ:(約)外径200×高さ180mm(持ち手含まず)
- 製品重量:(約)420g
- 材質:アルミニウム合金
少人数用のジンギスカンに最適
ちゃんと「鍋」になっているのが道民から見て好感を持ちます。
キャンプでジンギスカンって美味しいですよね~ この鍋の良い所は縁が反り立っている点。
この縁が高い事で、ジンギスカンの定番のしめメニューである、最後のうどんが作りやすい♪
うどんの代わりにラーメンを作っても美味しいのでおすすめですよ~


パール金属 鉄製ミニ五徳 HB5001
- 製品サイズ:製品サイズ:(約)外径14×高さ0.6cm
- 製品重量:(約)0.12kg
- 表面加工:シリコーン樹脂塗装
- 素材・材質:鉄
- 生産国:日本
- ちいさいお鍋がガスコンロで使える お鍋のガタつきを防ぐ
無くても良いがあったら絶対便利なアイテムです。
シェラカップやミルクパンなど小型の鍋などを熱する場合、普通に鍋を置くと五徳の隙間に落ちてしまうので、このミニ五徳を使うと、鍋が正常な位置に収まります。
メスティン料理をする時や、ダイソーのミニダッチオーブンなどを使う時に使うと良いでしょう。


万年 セラミック焼網 小
- サイズ(約):15×15×高さ4cm
- 本体重量(約):300g
- 素材・材質:本体/鉄 (セラミック加工) 、アミ/鉄 (クロムメッキ加工)
私は一人用の食パン焼きと酒のアテ作りのために15×15cmの小さい物を使っていますが、これより大きい20×20cmや22×22cmの網でも良いかと思います。
食材を炙ったあと端に移動し保温できるので、大きい網も良いかもしれませんね。




こんな感じで、キャンピングトレーラーの狭いダイニングテーブルを有効に使えますし、何しろ外炎式なので熱が均一に当たり焦げ難いのが最高に使いやすいです。
車中飯用のカセットコンロは「タフまるJr」を激おすすめ!
このイワタニ タフまるジュニアは、小型なのに火力も強く、防風性に優れているので、屋内調理はもちろん、屋外調理にも大活躍できる点が、キャンピングカーやキャンピングトレーラー旅にピッタリなカセットコンロなのです。
2025年現在、車中飯用のカセットコンロは「タフまるJr」で決まりですね。
※私は夫婦2人での使用を想定していますので、ご家族で使うなら本家本元の「タフまる」をおすすめします。
タフまるJrの上位機種誕生!?
最近タフまるXGと言う新型もでました。(XGって強そうな名前だなぁ~w)
ジュニアとの違いは新型のX五徳を採用し、小さな鍋に対応したようです。
五徳がX字になるようにバーナー中央部分まで延長された事で、シェラカップやメスティンなども安定して置けるようになりました。
※先ほど紹介したパール金属 鉄製ミニ五徳が要らない訳です。
多には五徳軽量化と火力調整つまみの形状など細かな部分が変更になりました。
塗装もマッドブラックになりより一層無骨路線に走っているのもカッコイイですね。

イワタニ タフまるXG
【サイズ】(幅)341×(奥行)283×(高)129mm
【重量】 商品重量:約2.2kg
【連続燃焼時間】 約75分
カセットガス/パワーゴールド使用時
非常に小さな鍋も五徳に乗るように、X型の五徳タイプが登場しました

タフまるジュニアとタフまるXGどちらを選ぶ?
2025年4月時点での両社の価格は以下の通り。
タフまるXG 約12,000円(Amazon価格)
タフまるジュニア 約 6,250円(Amazon価格)
価格が約倍も開いていますね(;^_^A
ジュニアとXGどちらにするかと言うと、私だったら、タフまるジュニアを選びます。
その理由は、タフまるXGの半額でジュニアが買えるから、浮いたお金で、前項で紹介した「たこ焼きプレート」「セラミック網」「ジンギスカン鍋」等を購入しますね(笑)
キャンピングトレーラー旅では、ソロ用の小さな鍋を使わないし、過度な無骨さは要らないしねぇ~(;^_^A
それより調理可能なバリエーションを増やして車中飯を充実させる方に重きを置きたいです。

以上、私のおすすめのカセットコンロタフまるジュニアを紹介させて頂きました。
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪