皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
今日は一酸化炭素チェッカーの話を取り上げるけど、皆一酸化炭素の危険性知ってる?
一酸化炭素は不完全燃焼状態で炭素化合物が燃焼する際に発生し、無色・無臭で、その存在を人間が感知する事は非常に困難な気体で、比重は空気とほぼ同じ重さで最高に強い毒性を有しています。
冷静考えて・・・マジでやばいガスだからね ( ; ›ω‹ )マジで!
普段は、血液中のヘモグロビンは酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役割をしていますが、一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っています。
このため一酸化炭素があるとヘモグロビンは酸素と結びつくことができず、血液の酸素運搬能力が低下してしまい、酸素不足に陥ります。これが一酸化炭素中毒です。
いわゆる生きながら溺れ死ぬ事になるのです!!
一酸化炭素中毒の症状は、軽度の頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気等からはじまり、その後、視力障害、痙攣、昏倒、昏睡に至る。
これが無意識のうちに被災するのですが、キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどの狭い密閉空間では、簡単に被災するので、最大限注意しましょう。
奥さんや息子さん・娘さんが死んだら大変!
私は日本製センサーの一酸化炭素チェッカーを車内に2個設置し、同行者の妻が死なないように防衛しています。
その理由と根拠を説明しますので、どうぞ最後までお読みください。
では、行ってみよう~!(^-^)/
キャンピングカーやキャンピングトレーラーは常に危険!
冬季は降雪時のFFヒーター排気ガス(一酸化炭素)の行方に注意


FFヒーターは寒い時期の「神設備」ですが、適切に利用しないと大変危険。
降雪がある場合は、キャンピングカーの周りに積もった雪を定期的に除雪し車体下の風通りを良くする必要があります。
その際、風向きを考えて最低2か所は雪を大きく開口除雪する必要があります。
大雪の日は小まめに除雪し車体下の通気状況を確認し、就寝時はFFヒーターを止めた方が良いです。


上記画像のように、降り積もった雪がトレーラーの全周を囲ってしまう状態で、FFヒーターを使うと車内に排ガスが侵入しますので、画像のように大きく開口部をあけて通気を良くしましょう。
就寝時は、一酸化炭素ガスが籠らないように念入りに除雪をしよう
私は就寝中の一酸化炭素中毒事故防止のために、床下の空気を逃がすように常に除雪箇所は、4か所以上作り排気ガスを逃がすようにしています。


就寝中に大雪が降る可能性もあしますし、風向きが変わり一酸化炭素が溜まる箇所が移動する可能性がありますので、念には念を入れて通気口を確保します。
可能であれば、全周開口する事をおすすめします!
隣に駐車したトラックのアイドリングで一酸化炭素中毒に!
SA・道の駅で車中泊中、左側に後から大型トラックが駐車し、夜通しアイドリングされると危険です。
大型トラックの排気マフラーは右側に向いている事が多く、車中泊中、常にトラックの排ガスを浴びる事になります。
風向きによっては、トラックの排気ガスが車内に侵入する事もあります。
万一就寝中だったら、排気ガスの侵入に気が付くことなく死んでしまう可能性も・・・
最悪隣のトラックは早朝出発し、こちらは一酸化炭素中毒で死んでしまって、検視は数日後って奴!
結果は「無残キャンピングカー車中泊者が一酸化炭素で無念の自爆死亡事故」と報道される事でしょう。
恐ろしすぎる。
過去の事例でキャンピングカーではありませんが、隣の車の排出ガスが車内に侵入した事が原因の、一酸化炭素中毒事故例も報道されていますので、注意しましょう。
キャンピングトレーラーの床下通気口を塞ぐ事も重要
キャンピングトレーラーには、通気口が床に空いている物もあります。

この場合、この床下の通気口からFFヒーターや隣の車両の排気ガス(一酸化炭素)が車内に侵入してくる可能性がありますので、スポンジなどを詰めて閉鎖させると良いでしょう。
封鎖したら、車内2か所の窓を少しだけ開けて換気する事で、床下からの一酸化炭素ガス侵入を防ぎつつ換気ができます。
Hobbyキャンピングトレーラー床下通気口はここ!動画で説明
私の動画で床下の通気口を再生5:00辺りから床下通気口を紹介していますので、よろしければ御覧ください。
おすすめの一酸化炭素チェッカー

CARBON MONOXIDE CHECKER 2
安心の日本製COセンサー搭載
湿度の高い環境でも安定した検知ができる電気化学式という方法で一酸化炭素濃度を検知する三電極(三極セル)方式の国産センサーで作られており安心です。
私は大陸系の激安一酸化炭素センサーに命を預ける事はできません。
出典:DOD
下の画像の商品は私が使用している物ではありませんが、OEM品と思われる品でして、センサーの有効期限が切れたらこっちを買おうと思っています。

一酸化炭素チッカーの設置場所について
一酸化炭素は上に溜まるは本当であり嘘でもある

一酸化炭素は熱源から発生し、温かい空気と一緒に天井付近に溜まりますので、一酸化炭素センサーは熱源上部や車内天井の中央に設置する事はある意味正解。
だが!
上の図のように天井に均一に溜まれば良いですが、換気口や建具の状況によって均一に溜まる事はありませんので、安心しない方が良いです。

先ほど一酸化炭素は温かい空気と一緒であれば天井部分に溜まると説明しましたが、車体の端などと室温が低い場所に行くと、空気が冷やされ、床側に落ちてきますので油断しないようにしましょう。
参考イメージ図は、熱源を中央に配置しておりますが、実際は左右どちらかに熱源はずれるでしょうし、図のように一酸化炭素が車内均等に循環する事はあり得ません。
トイレやクローゼット、収納棚、ベッドなど様々な障害物で気流は変化し油断できません。
もし、天井センサー感知エリア外(奥まった場所など)に溜まった一酸化炭素が降りてきたら危険ですので、天井の一酸化炭素チエッカーだけを信用するのは危険です。
一酸化炭素チェッカーは、2か所に設置しろ!
早期発見用として天井付近の高い位置にCOチェッカーを設置警戒

天井付近に停滞する一酸化炭素は調理などの車内活動で生まれる事が主ですので、早々に感知する事ができれば、即時換気するし事故を避ける事ができます。
私はキッチンコンロ上部に設置し警戒しています。
最終防衛ライン用として枕元にCOチェッカーを設置警戒


就寝中の事故防止のために、私は枕元に2つ目の一酸化炭素チェッカーを設置しています。
これは、万一FFヒーターの排ガスが室内に逆流したり、周辺のアイドリングしているトラック等からの排ガス侵入と、車内の一酸化炭素が移動しベットルームに流れ込んで来る事を想定して2重防衛しています。
無色無臭の悪魔のガスである一酸化炭素は、起きていても気が付けないのに、寝ていたらまず気が付かないでしょう。
まとめ:一酸化炭素チェッカーは複数使いがベスト!
車内調理時は、窓を開け換気扇を掛けるので大丈夫ですが、問題は就寝中。
雪降るキャンプ場でFFヒーターを掛け放して寝てしまい、朝方に大雪になりキャンピングカーが雪で埋もれたら、確実に死ぬ自信があります(;´Д`)
でも、枕元に一酸化炭素チェッカーを設置しておけば大丈夫。早期に感知してくれる事でしょう。
以上の理由で、一酸化炭素チェッカーは、天井付近に1個 枕元に1個と最低2個設置する事を強くおすすめいたします。
他にもヤバイ奴が!二酸化炭素中毒も危険ですよ(;´Д`)
狭い車内での二酸化炭素中毒も結構怖いですよ。二酸化炭素チェッカーも設置し完璧な室内環境を作りましょう。
冬キャンプブームで一酸化炭素中毒の恐ろしさは広く認知されていますが、二酸化炭素中毒も怖いのですよ。
CO2ガスも無臭・無色ですので気がつかないので注意が必要です。
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪