キャンピングカーの火災対策!火災報知器(煙感知器)をつけるメリット・デメリットの真実

煙感知器アイキャッチ画像 ◆安全対策

皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。

キャンピングカーに火災報知器(煙感知器・熱感知器)を設置していますか?

もちろん設置していると思いますが、火災報知器のセンサーの寿命は、一般的に製造から8年~10年程度ですので、古い車体の場合や、製品毎個体差の経年劣化、電池切れ、埃の蓄積などにより性能は状況によって変化しますので、感知し難くなっていたり、全く感知しない状態になっている可能性があるため、定期的動作確認を行い場合によっては交換を行いましょう。

もし、火災報知器ついていない、古い車体を中古購入している方は、一度作動点検をしてみる事をおすすめいたします。

燃えたらマスコミのいい餌食になるよ~(;´Д`)
キャンピングカーは悪目立ちするからねぇ~

では、行ってみよ~(≧▽≦)

消防庁令和3年車両火災の現状から読み解く原因は・・・

令和3年に公開された消防庁の「車両火災の現状等について」と言う統計によると、主な車両火災の原因は以下の通り。

1位=排気管(531件、15.1%)
アイドリング中排気管の異常加熱等が原因で樹脂パーツからの出火や草地など車両下に燃えやすい物がある状態でのアイドリング、エンジンオイル切れでエンジンブローなどで出火するパターンです。

2位=交通機関内配線(316件、9%)
自己配線でアース取りが弱かったり、配線のショート、漏電が原因など、カーナビやオーディオなどの電装品の自己取り付け不備等によるもの多数。

3位=電気機器(254件、7.2%)
2位との原因の差が明確に示されておらず、私も差が判らないのですが(すみません)

発表ではショート67件 スパーク53件  高温物との接触19件 その他115件 と発表されておるのですが、2位との被ることが多いので電気関係火災と認識しています。

4位=放火(235件、6.7%)
これは対策しようがありませんが、駐車する際には電灯の下に停めたり、人目のある場所に停めるなどの対策をするしかありません。

5位=タバコ(152件、4.3%)
投げ捨て、タバコの接触や落下、残り火の処置が不十分などが原因ですので、タバコの不始末が原因となっています。

大量のリチウムイオン電池、ソーラーパーワーシステム、ポータブル電源、複雑な電気回路を持つキャンピングカーやキャンピングトレーラーが該当しそうなのは、2位と3位の電気関係火災ではないでしょうか?

電気火災の場合、水で消火すると感電する可能性がありますし、リチウム電池の場合水と反応し有毒ガスが発生しますので注意が必要。

キャンピングカーに対応している消火器は下記の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。

キャンピングカーの火災防止策として、汚れない消火器を紹介しています。

私のキャンピングカー火災対策!肝は煙感知器

キャンピングトレーラーの純正火災報知器(煙感知器)

Hobby純正煙感知器

・9V電池仕様で簡単設置
・光電式スポット型
・納車時からついているので、このまま使うつもり

 グリーンのパイロットランプが点灯するので、守られていると安心できて良いですね。

取り外しは簡単ですので、電池交換も直ぐにできます。
ビス2本で止まっているだけですので、日本一周夫婦旅に出る時は、下記で紹介している日本製煙感知器に交換して、更に安心したいと考えております。

キャンピングカー用の火災報知器は下記2種類から選べばよい

一般的な家庭用の工事不要・電池式の火災報知器なら両面テープで設置できるので、手軽に設置できるし、国産報知器の方が安心です♪

《煙感知器》
光電式スポット型感知器
感知器の内部に煙が入ると、発光部から出る光が煙の粒子にあたって乱反射するので、それを受光部で感知発報します。

能美防災 住宅用火災警報器 煙式

●火災で発生する煙を感知し音声警報と表示灯(赤)が連続点滅してお知らせします。
●種別:光電式住宅用防災警報器
感知方式:煙式(光電式・2種)
●警報方式:音声式
●電源:電池方式(専用リチウム電池)
●電池寿命:約10年
●外径寸法:Φ99mm×25.6mm
●質量:約95g(取付ベース,電池含む)
●使用温度範囲:0~40度(結露しないこと)

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《熱感知器》
定温式スポット型感知器
感知器の周囲の温度が上昇し、一定の温度になったときに感知発報します。

能美防災 住宅用火災警報器 熱式

●火災で発生する煙を感知し音声警報と表示灯(赤)が連続点滅してお知らせします。
●種別:定温式住宅用防災警報器
感知方式:熱式(定温式・65度相当)
●警報方式:音声式
●電源:電池方式(専用リチウム電池)
●電池寿命:約10年
●外径寸法:Φ99mm×25.6mm
●質量:約95g(取付ベース,電池含む)
●使用温度範囲:0~40度(結露しないこと)

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キャンピングカーに設置するには煙感知器と熱感知器どちらが良いか?

私は煙感知器が良いと考えています。

その理由は、火災はいきなり背丈ほどの炎が立ち上る事はなく、火災初期の火元はくすぶり煙が出る状態。

その後くすぶりが大きく広くなり、ある一定の熱量に達した点で、メラメラと炎が立上りますので、まずは、初期段階の煙を感知するほうが効率良く発見しやすいからです。

熱感知器でも良いですが、ある一定の温度に達しないとセンサー発報しませんし、キッチン直上天井に設置すると、調理熱での誤報も出ますので注意が必要。

誤報を避けるために車内の別の場所に設置したとしても、万一熱感知器が無い側で炎が上がっても熱感知するまでに時間差が出てしまうでしょう。

そのため熱感知器が鳴動した場合、既に天井まで炎が上がり初期消火出来ないほどの状態になっている事が予想できますので、火災初期段階で感知しやすい煙感知器を設置する事をおすすめいたします。

また、感知温度が65℃以上ですので、車内温度が65℃になると誤報の可能性もありますので設置場所にも注意する必要があります。

煙感知器のデメリット

煙感知式火災報知器のデメリットは、当たり前ですが、火災以外の煙も感知して誤作動を起こす可能性あります。

例えば、たばこの煙や調理中何かを焦がしまい発生させた煙でも誤作動を起こすことがあります。

※大量のタバコの煙を意識的に、報知器に吹き掛けるような事をしない限り発報しないので安心してください。

まとめ:キャンピングカーに最適な火災報知器は煙感知器

キャンピングカーやキャンピングトレーラーに火災報知器をつけるメリット・デメリットですが、メリットしかありありません!

もし、車両についていないなら、速攻で設置する事をおすすめいたします。

今販売されいる家庭用の煙感知器が電池式で約10年も可動してくれます。

両面テープでキャンピングカーの天井や天井付近の壁に設置する手軽さで、火災初期のくすぶり期から感知してくれるので、物凄くコスパが良いです。

火災なんてある訳ないとお思いでしょうが、ニュースではキャンピングカーの火災事故の報道が高頻度で報道されています。「キャンピングカー 火災」で検索すると結構燃えてますね(;^_^A

根本的に火災防止対策をする事が一番重要ですが、万一のために、こうして火災警報器で対策して置きたいものです。

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どうせ設置するなら、薄型でかっこいいデザインの方がいいよね。

皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。

最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪

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