皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
もう少しで春ですね♪ 早くも車中泊旅に出たい気持ちが沸いて来ておりますが、その前に、ひと冬越したトレーラーのタイヤの空気圧チェック&エアー充填をせねばなりません。
よく高速道路でキャンピングカーがタイヤのバースト転倒事故を起こしていますが、多くはタイヤの空気圧不足のまま走行しているから。
空気圧不足+横風や空気圧不足+寿命を超えたタイヤで走行など、低空気圧+複合要因で事故を起こしている場合が圧倒的に多いので、出発前には必ずタイヤの空気圧点検を忘れずに行いたいものです。
メンテナスのために、空気を入れようと巨大なトレーラーを牽引してガソリンスタンドに入るのも気が引けますよね(^_^;)
そんな時は、キャンピングカー・キャンピングトレーラー乗り必須アイテムの、充電式のポータブル空気入れを自前で用意しておけば、いつでも空気圧チェック&空気充填が出来て安全です。
では、行ってみよ~(≧▽≦)
キャンピングカーのタイヤバーストの原因
キャンピングカーのタイヤの空気圧が低いまま、長時間高速で走行すると、タイヤが歪みはじめて、回転運動中にタイヤに波状(ウェーブ化)の歪みが出るスタンディングウェーブ現象が現れます。
タイヤが変形したまま長時間走行を続けると、タイヤの接地面が増えタイヤに熱が籠り最終的には、強度限界を超えタイヤがバースト(破裂)するのです。
キャンピングカーでタイヤバースト事故を起こすと悲惨

キャンピングカーやキャンピングトレーラーのタイヤがバーストしたら被害がタイヤだけで済めば良いですが、高速走行中にバースト(破裂)した場合は、車の他の部品が傷ついたり、タイヤハウスの内部のダメージは相当なものでしょう。
それだけでなく、ニュースなどで報道されるように転倒事故や他車を巻き込んでの多重事故だけば避けたいですね。
高速道路でのバーストは、運転手も同乗者も大怪我になる可能性も高いですし、一横転一発廃車決定ですので気をつけたいものです!
キャンピングカーのタイヤの安全チェック 最低限する項目は?
タイヤの空気圧のチェック

タイヤは未走行時でも少しずつ減って行きますし、気温によって空気の膨張率が変わります。
まずは目視で極端にタイヤがつぶれていないか確認し、定期的に空気圧を正確に測定しましょう。
「空気圧は高い方が良い」と無理に沢山充填しても逆効果ですので注意が必要です。
その理由は、空気圧が極端に高くなるとタイヤのセンター部分が凸状になり、変摩耗の原因となりタイヤの寿命が短くなります。
空気圧が極端に高い状態だと、タイヤのクッション性が低くなり走行振動がダイレクトにボディに伝わるので車内の荷物が跳ねまわり、車内が荒れる原因になります。
キャンピングカー・キャンピングトレーラーは、基本的にサスペンション系が弱いので、高空気圧すぎると道路の段差などで車が跳ねるようになり、安定性が低下し危険です。
タイヤのヒビ割れや傷、溝のチェック
タイヤの側面にヒビが入っていないか、釘など異物が刺さっていないか、変摩耗していないか、一部だけ変に膨らんでいる箇所はないか、溝はあるかを、目視で確認しましょう。
タイヤの寿命の確認
大体タイヤの寿命は4~5年 スタッドレスタイヤは3年と言われています。
キャンピングカーやキャンピングトレーラーでスピード出さないし、峠を攻めるような走りをしないから大丈夫。と安心しないでください。
キャンピングカーやキャンピングトレーラーが積載重量が半端無いですし、上手に物を積まないと車体の重心が高くなるので、安定性に欠けます。
まだ使えるから大丈夫は通用しません。
キャンカー・キャントレの最大積載量を超えないように荷物を積む
キャンピングカーやキャンピングトレーラーには最大積載量が決まっていますので、それを超えないように注意する必要があります。
私のトレーラーはHobby 495ULでして、強化シャーシ改造を施しているので、最大積載量物は505kgまで搭載可能となっています。
今回の日本一周の為に行った準備装備である、ソーラーパネル、リチウムバッテリー・バッテリーチャージャーなどの電装系(ケーブル含む)、50L清水タンク、トイレの水、スペアタイヤユニット、家庭用エアコン、鍋やかん、カトラリー、寝具、キャンプ用部などを搭載して荒く計算して250kgと認識しています。
後は夫婦の個人的な荷物や、PC,TV、家電、着替え、靴等を加算しても約+150kg位かとシュミレーションしておりますので、ノーマルトレーラー状態から+重量400kgですので問題なさそうです。「強化シャーシでよかった♪」
それでも、私は念には念を入れて重量物や使う頻度の少ない物、日用品の備蓄分(洗剤やミネラルウォーター)予備の清水、キャンプ道具などはヘッド車に搭載し、できるだけトレーラーを軽くするように努めています。
Hobby 495UL Excellent Editionの積載可能重量
最大許容荷重 1800kg ※オプション強化シャーシしています。
車両重量(走行時) 1295kg
積載可能重量 505kg
- 強化シャーシしない純正のままだと、たった205kgしか積載できないので、ノーマルだとエアコン、ソーラーパネル、リチウムイオンなどフルオプション化は無理ですね(;^_^A
正しいタイヤ強度(ロードインデックス)のタイヤを使う
このタイヤ強度(ロードインデックス)も重要。
何故かと言うと、キャンピングカーの最大重量に耐えられるタイヤでなければ、タイヤが重量に負け歪み損傷や事故を招く危険があるからです。
車体重量に負け歪むとスタンディングウェーブ現象を起こす可能性が高まりますし、シーズンオフに長期駐車する際に発生するフラットスポット(車体重量を支えるタイヤに癖が付く)にも弱いです。
タイヤ強度(ロードインデックス)はタイヤの負荷能力を表す指数であり、値が高いほどタイヤが大きな重量に耐えられることを意味しますので、私は、今後タイヤ交換の際は、今履いている純正タイヤを2ランク上の強度の物にしようと考えております。
キャンピングカーのタイヤの空気圧不足はデメリットしかない
・燃費が悪くなる
基本的には転がり抵抗が増えますので燃費の悪化は避けられません。
旅は長距離走行するので、ガソリン代に直結します。
・タイヤの寿命が短くなる。
積載重量が高いキャンピングカーやキャンピングトレーラーですので、空気圧が低いと変摩耗が起こりやすく、タイヤの寿命が一気に縮まります。
・操縦性が悪くなり、車のふらつきの原因となり危険です。
左右の空気圧の差が多くなると真っすぐ走れなくなったり、コーナーリング時の左右の踏ん張りに差が出て走行し難い、ハンドルが取られる、キャンピングトレーラーの場合はスネーキングの原因となります。
・雨の日はハイドロプレーニング現象を起こす可能性が高まる。
スピードを出す車両ではないので、ハイドロを起こすような事はありませんが、空気圧不足でタイヤの設置面が異常状態になりますので、タイヤの溝の排水機能が損なわれるので溝の深さによっては、キャンピングトレーラーやキャンピングカーでもハイドロプレーニング現象を起こす可能性はありますので、注意しましょう。
・スリップやパンク、バースト(破裂)して大事故につながる可能性もあります。
この記事で紹介している最大のリスクであるバーストの可能性が高くなります。
キャンピングトレーラーが高速道路を走行中バーストしたら・・・・「恐ろしいわぁ」(;´Д`)
私のキャンピングトレーラーのバースト対策
結局のところ、キャンピングカーやキャンピングトレーラーのタイヤバースト対策は適切な空気圧を維持する事で回避できます。
定期的に空気を入れる際に、目視でタイヤのチェックも行う事になりますので、異物が刺さっている変摩耗なども発見しやすくなりますので、私は下記のポータブル充電式エアーコンプレッサーで定期的に空気圧を確認しついでに目視チェックを行いバースト対策しています。

充電式エアーコンプレッサー No530
■モバイルバッテリー内蔵
■LEDライト搭載
※白色点灯、赤色点滅、赤色SOS点滅
■自動停止機能付で安全・安心
■圧力単位の切り替えが可能(bar・PSI・kPa・kgf/cm2) ■最大圧力995kPa
■多用途に使えるアダプター3種付
・自転車用<英式>
・ボール用ニードル
・小型レジャー用品用

設定圧力になると自動停止
入れすぎないから安心・安全!
使い方はかんたん!見やすいデジタル表示パネル!
“デジタル表示パネル” で数値が見やすく、
“操作手順ラベル” 付きで操作も迷うことなし!
LEDライト搭載
3つのモード付き(白色点灯・赤色点滅・赤色SOS点滅)

モバイルバッテリー機能
スマホやタブレットに充電可能です。
各種アダプターで多用途につかえる
アダプター4種類付属、収納袋に本体、ケーブル、ホース、アダプター類をまとめて収納できます。

このポータブル充電式エアーコンプレッサーは、バッテリー式で邪魔なコードが無いので取り回しが良く快適。
そしてパワーが強いので、キャンピングトレーラーのタイヤに、しっかり空気を入れてくれます。
以前中華製のポータブル充電式エアーコンプレッサーをAmazonで購入したのですが、パワーが少なく4.5bar必要なのに、パワーが少なく4.4barしか入らない代物でした(泣)
全然使えないので廃棄しました(爆)

Amazon見ると沢山売っているポータブル充電式エアーコンプレッサーは、中華製が多いので、2度目は同じ轍を踏む訳にいかない思いから安心の日本企業品にした次第です(^-^♪
これ1台あれば、旅に出る前に空気圧チェックもできますし、タイヤに空気を入れるためにガソリンスタンドに入る必要が無くなったのが一番良いです。
ちなみに・・・・・エアモニって知ってますか?
車のタイヤの空気圧をリアルタイムでお知らせしてくれる凄いメカがあるのです。
これ、凄いですよね!
本体はソーラーパワーで動くので配線工事要らずで、各タイヤとは無線で通信して空気圧や温度を表示してくれるすぐれ物。
ただ高額・・・(;^_^A
目視で釘や異物が刺さっていないか?溝はあるか?を確認したいので、安い充電式エアーコンプレッサーで、空気圧を小まめに測るスタイルで行きます!

こんな感じでキャンピングトレーラー日本一周旅は色々クリアする問題が山積みですが、1つ1つ解決していこうと思います。
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪