皆さんこんにちは、キャンピングトレーラー日本1周夫婦旅を目指しているピヨです。
今回はキャンピングトレーラーの仲間と合同で10月5~6日に根室市で開催されたさんま祭りに参加して来ました。
トレーラーを引いての長距離運転は初めての経験なので、日本1周夫婦旅の予行練習としても良い経験になりそうです♪
実際3つも改善提案がでました。その3つは何か・・・(;´Д`)
今回の旅の目標
1:安全に長距離走行
2:さんま祭りを楽しむ
3:道の駅で宿泊してみる←実現できませんでした。
今回の宿泊先
1日目 北海道根室市私有地
2日目 北海道根室市私有地
3日目 屈斜路湖駐車場
お仲間の皆さんもキャンピングカーで参加するのすが、基本現地集合、現地解散の集会でして「大体この位に着くよ~」「深夜遅くに着くかも~?」という感じで緩く集まるのですが、皆さん道内色々な町から、お酒を積んで一路根室市を目指して集まるのですから、これは面白くなりそうです!
では、行ってみよぉ~(^▽^♪
鈍重トレーラーを引いて450km疾走!
キャンピングトレーラーを引いて、こんなにもの長距離走行するのは初めてです。
札幌市→根室市の距離は約450kmもあります(;^_^A
キャンピングトレーラーの高速道路の制限速度は時速80kmまでしか出せないのと、一般道は鈍重な為なんだかんだと9時間、休憩を入れると10時間は掛かりました。
この道中何か辛いというと、睡魔が凄く辛いの(;^_^A
高速道路上の運転はレーダークルーズコントロールで追従走行するので、運転が楽ですが、どうしても単調になり眠くなるのが一番辛かったです。
北海道の高速道路では食事ができない
北海道の高速道路はSAが極端に少なく、辛うじて営業している軽食処も夕方になると早々に閉店してしまいますので、北海道の高速道路では、まともな食事が取れないのす。
他のパーキングエリアはトイレと自販機があるだけで、私は缶ジュースや缶コーヒーを一切飲まないので自分的には辛い。
こんな過酷な高速道路を長距離走る際には、インター前のコンビニに寄りホットコーヒーLサイズとおにぎりやサンドウィッチなどの軽食を確保し挑んでおります。まさに試される大地北海道!
札幌から釧路に到着
札幌⇔阿寒までしか高速道路は開通していませんので、強制的に下道へと下ろされます。(2025年10月時点)
阿寒から釧路市内に入ったら行う事は、給油と食事で、この頃には車も人もお腹ペコペコになっています。
出発時は満タンでスタートしたのですが、燃料は約半分ほどに減っています。
このまま根室まで走っても余裕で到達できる残量ですが、釧路市内で燃料補給しておかないと、この先は給油出来ない可能性があるのです。
そんな馬鹿な!とお思いでしょうが、道東では日祝が休みのスタンドが多いので、都市部の感覚で突っ込んで行くと燃料補給に悩まされる事になるのです。
大陸的な距離を普通に走行する北海道では、「燃料は入れられる時に入れておけ!」と小まめに補給するのが正解なのです。 ガソリンスタンドで給油ができたら次は人間の番です。


折角釧路に寄ったのですから、狙いはインディアンカレー一択です(笑)
インディアンカレーは帯広や釧路でしか食べられないローカルトフードで地元民に愛されているお店。
このインディアンカレーは濃厚でまったりした独特のルーが最高に美味しいのですよね~!「大好きです!」
道東の一般道では先頭を走らない
これは、スピード違反の取り締まり対策ではなく、エゾ鹿との衝突を避けるために先頭を走らないように気をつけます。
例え2台目としても油断せず車間距離は比較的開け気味で走行するのがポイント。
これは、先行車が鹿と衝突又は回避のために急ブレーキを掛けても、安全に回避行動ができるようにするためです。
地元ドライバーは鹿の出現ポイントを把握しているので、部外者が無理して先頭を走行するより地元ドライバーにアテンドしてもらう方が安全。
夜間になると、ライトの光が届かない道路の闇の中にエゾ鹿が立っていたりして、びっくりします。
さっさと逃げる鹿もいれば、のんびりしている個体もいるので油断できず疲れます。
野良宿泊(P泊)を経験
20:00に根室市の集合ポイントに無事到着。
友人のお知り合いの駐車場での野良宿泊?P泊?こういのは何泊というのだろう?

鹿との衝突を避けようと最大警戒で運転して来たので、もうクタクタです。
トレーラーで初の長距離走行、釧路からの一般道では、何度も道路脇に鹿を発見。
仲間の友人夫婦は既に到着していたので、彼のトレーラー内で即宴会となりましたが、到着してそのまま宴会って最高ですね♪「楽ち~ん♪」


我が家の差し入れは、前日からおでんを仕込んで、それを振舞いました♪
目指しているのは、セブンイレブン(爆)専用の鍋も購入してお店のようにして、冬キャンプでは毎回食べております。
大根は面取りしてますし、餅巾着もウインナー巻も手作りです。
和牛の筋は2回茹でこぼしして灰汁と臭い取りして鍋の中央にin!動物性のダシが満遍なく広がりお汁が美味しくなるのですよ♪
さんま祭りは最高に楽しい!
深夜到着組とも合流し、翌朝に全員でさんま祭りに参加して来ましたよ~
入場は無料で、別途200円を払うと、さんまが食べ放題と言うお祭り。
面白い事に、食べ放題のさんまは自分で焼いて食べるシステムなのです!「超面白い!」
会場には、巨大なBBQスペースが設置され、焼き台には既に炭が真っ赤に焚かれているので、各自空いている網の上でさんまを焼きます。
こんな巨大なBBQ大会とは驚きしかないですね。


しかも提供されるさんまは、生のトロ秋刀魚で、脂乗りが最高に良い高級品質なさんまが普通にふるまわれるのですから凄いですよね。 私は5匹ほどで大満足。一年分のさんまを食べた感じ(;^ω^)「ごちそうさまでした」

他にもさんまのつかみ取り大会や生さんま箱即売会、ライブ演奏、ヨサコイなどの催し物や、たこ焼きや綿あめなどの出店も相当盛り上がっていましたよ。
意外な問題点に気づく!
さんま祭当日前は雨天気だったのです。
駐車場の地面はアスファルトではなく、砂利と土の混合で雨が浸透せず、あちこちに水溜まりができる状態。
お陰で靴は泥でぐちょぐちょ(;^_^A
出た問題は靴置き場問題。
キャンピングトレーラーには、明確な玄関土間がありません。
ヨーロッパ仕様なので基本土足生活を想定されているので、日本のように玄関土間で靴を脱いで入るシステムではないのです。
外で脱いでしまえば雨に濡れる。室内に持ち込むと室内が汚れる・・・・・困りました。
結局トレーラーの玄関部分に何となく敷いていた玄関マットの上に夫婦揃えて靴を置く事にしたのですが、玄関マットは濡れるし(濡れるのは許容)泥が乾燥すると細かくなって室内に広がるので、日本人の感覚からするとちょっと嫌ですね。
明確な靴脱ぎ場(土間)が欲しいです。( ノД`)シクシク…
旅行中はウエットシートを近くに置いて、適時床の拭き掃除を行い対応しましたが、砂や土が室内に広がらないような対策をする必要があると気づきました。「やっぱり予行練習は学びの宝庫です」
3日目は移動し更に1泊
3日目の朝は旅立ちの日で、仲間が1台また1台と帰路につきます。
我が家も適当に観光しつつ札幌に戻る途中の道の駅で車中泊しようと考えていましたが、お友達夫婦に、「一緒に屈斜路湖方面に観光に行かないか?」とお誘いを受けたので、喜んで同行させて頂きました。
道中摩周の町で食材調達と入浴を行い、摩周湖も見てきましたよ。
この日は霧の摩周湖ではなく、カラカラに丸見えの摩周湖でした~ 貴重なショットですね。

今日の宿泊地は屈斜路湖湖畔の駐車場。
予行練習の目的である道の駅で車中泊が出来なくなりましたが、全然問題ありません。
逆に僻地のP泊というアウェイな環境ですが、電気、水、トイレ搭載のトレーラーですので、どこでも行けちゃいます。
本日のディナーは友人が道中で仕入れた花咲蟹とタラバカニ!(*´▽`*)うまぁ~♡
贅沢な食事をご馳走になり感謝です♪


帰り道も眠くて大変(;^_^A
4日目は帰宅のための移動日となりますが、キャンピングトレーラーの達人の友人夫婦は、「まだ旅を続けるよ~」との事で、これから北上し道北方面に行くらしいです。(一体何泊するの?w)「お気をつけてぇ~」
帰りの道中に妻から「時間かけてゆっくり安全運転で行こう」と声を掛けてもらい、焦らずゆっくり帰りましたが、高速道路は単調で眠くなり辛かったぁ(苦笑)
自分なりに総評してみる
電力関係は10月の北海道の道東はもう冬と同じ位に気温が低くなりますので、エアコンを使う事は無くサブバッテリーの残量は全然余裕な状態。
清水タンクの残容量も30%以上余裕がありましたので、3泊4日位であれば、電力、水、全て大丈夫なの事を確信しました。
旅中に出たゴミは3つのルーフボックスに収納するようにしています。
BOX-01が燃えるゴミ。 BOX-02が瓶管ペットボトル BOX-03がその他のゴミと分別してルーフに収納しています。
相当な量のゴミを収納できます。

電気・水・ゴミ問題など、トレーラーの設備関係で問題点になるような点は、もう見当たらないほど完成度が高まったと思います。
今回450km以上の長距離運転ですが、主な道路は高速道路なので、常にレーダクルーズモードで走行するのですが、これが非常に楽なのですが、弊害として単調な運転になるので眠くなるのが一番辛かったです(苦笑)
後は、北海道の道東は、日曜祝日休みのガソリンスタンドが多いのと、キャントレが入れないスタンドもあり、燃料補給が気軽に出来ないのは、ドキドキしましたね(;^_^A 田舎あるあるなのかもしれませんけど。
あぶり出た3つの課題
一つ目は、高速道路の眠気や燃料切れ対策ですが、これほど長距離を走る事はないでしょうし、仮に日本1周旅でも本州に渡ればガソリンスタンドが日曜日にお休みで給油できない事は無いと思うのでスルー。
ガソリン携行缶も考えましたが危険ですしね(^_^;)
2つ目の玄関土間問題は盲点でした。
今回は雨が多く天気が悪かったので、玄関の靴置き場を何とかしないとダメですね。
とりあえず玄関マットを引いて靴を置くようにしましたが、どうしても泥や土埃が室内側に来てしまうので、埃が散らばらないような靴置き場を作ろうと思います。
3つ目である道の駅車中泊は、まだ未経験なので次回やってみます。
実体験するからこそ多くの学びがあり経験値が上がる。
この体験を次回のキャントレ旅に活かしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪