皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指しているピヨです。
昨日は道の駅おとふけで無事初車中泊を達成できました。
一夜明け2日目も雪雲を避けつつ、次の宿泊地となる道の駅へ移動しますが、2日目は色々なトラブルに見舞われ大変でした。
雪が山を越えて来た！
朝起きて窓の外を見たらびっくり！ やっぱり北海道の11月中旬油断できないわ。
昨夜は１~２℃位の曇り模様でしたが、朝方雪が降ったようで一面真っ白な雪景色。
道民ですので、ヘッド車だけなら慣れているので、全然平気で走れますが、トレーラーを引いての雪道運転は少し怖い。
※画像は11：00頃の様子です。
昨夜の天気予報では、曇り予報だったのですが、雪が飛ばされて来たようで、駐車場が一面雪景色。
と言っても、地面の表面だけを覆っている状態なので、昼までには溶けてしまうでしょう。
早朝にここを出発しても積雪のため危険な為、ゆっくり休憩させいただき、折角だから朝食を道の駅で取ろうと、開店と同時に、私はインディアンカレー 妻はみちますのパンをフードコートで頂きました。
やっぱりインディアンカレーは美味しいねぇ(*´▽｀*)「うまぁ~」
11：00頃には、予想通り道路の雪も溶けて安心して走行できる状況になったのを確認し一安心。
雪が怖いので太平洋側に逃げるも温泉に捕まるｗ
雪も溶け走行に問題ない状態ですが、大事を取って、雪が降っている山側から少しでも距離を取ろうと太平洋側を目指し進路を南に取ります。
道中助手席の妻がネットで色々検索すると、途中の道の駅忠類で温泉に入れると言うので立ち寄り入浴してきました。(*´▽｀*)
ここもモール温泉なのでしょうか？ 「お肌がツルツルなった！」と妻が喜んでいます。
本家十勝のモール温泉並みのツルツル具合ではないですが、確かにしっとりツルツルします。
この道の駅忠類は近くにコンビニがあるので車中泊に便利で良いかもしれません。
２日目の宿泊先である道の駅をどうする？
忠類の道の駅で温泉休憩しつつ、本日の宿泊地となる道の駅を決めます。
ある程度の候補は既に絞っていましたが、当日の天候や移動時間を考慮して厳選！
色々な条件を考慮し今夜は道の駅みついしが良いかもと言う事になりました。
この道の駅は凄いのですよ！敷地内に温泉室併設していて、その温泉の露天風呂がまた凄い！太平洋が一望できるロケーション！これはテンションが上がります♪
物産市場もあって買い物も出来そうです♪!(^▽^)!。
位置も目の前は太平洋の砂浜ですので、雪から逃げれるので安心です。
２泊目は、ここに宿泊すれば、札幌まで峠道も走る事もないので、雪の影響を受けずに帰れると言う事で道の駅みついしに決定～！！！
道の駅みついしで事件発生！(T_T)
帯広方面から様似や静内、新冠の太平洋側に入ると馬の放牧が多く走行中沢山のサラブレットを見かけます。
The北海道的な風景を楽しみながら、快適に国道をドライブ。
夕方に道の駅みついしに到着♪
ネットで温泉や物産市場があっていつも混んでいるとの情報を得ていたので、ドキドキしてましたが、駐車場に入っても全然空いています。
妻と「やっぱ平日は空いているねぇ～ラッキー♡」などと言っていたのですが、空いてる理由はこれでした。
全館閉店！
えっ ウソでしょ。(@_@) はるばる来たのに・・・・(T_T)
マジかぁ～ だから空いているんだぁ～（泣）
物産市場も閉店していて、唯一営業している道の駅の売店では魅力的な食材は売っていない。
揚げたてのカマボコも食べられるようでしたが、時間が遅いからか閉まってました。
これは想定外(;´Д｀)
私の脳内イメージでは物産店で何か海の幸や新鮮な野菜でも購入して、道産の日本酒で乾杯しようと思っていたのですが完全にその思いは断ち切られました。
これでは、夕飯の食材の買出しは近くの集落まで出てする事になります。
後ろに引いているトレーラー・・・
さっき何度もバック駐車やり直してやっとこさ駐車できたのに、また面倒なバック駐車は絶対したくない！
こうしたシチュエーションの場合、キャンピングトレーラーは動きづらく面倒ですね(;^_^A
しかし、こんな不運もあるのですね～ 道の駅関係は年中無休かと思っていたのですが、併設している施設なので当然定休日や工事休業などは普通にありますよね。(;^_^A 運が悪かったと諦めます。
楽しみにしていた車中飯用の食料調達は中止 夕飯はどうする？
とりあえず今夜は、夕飯の食材は昨日の道の駅おとふけや忠類の道の駅で購入していた分と、トレーラーに積んで来た食料があるので問題ありません。
そして本日のディナーはこれに決定！
唐揚げ＆ハンバークスープカレー！！！
昨夜残ったおでんに、道中で購入していたセイコーマートの唐揚げと道の駅で仕入れていたハンバーグをトッピング、白米はさとうのゴハンを湯煎して頂きます♪
おでんの汁は和ダシが効いていますので、ここにカレーのルーを定量より少な目にいれるか、レトルトカレーを入れるとスープカレーが出来てしまいます。
その時のポイントは「水」ではなく「ダシの効いたスープ」を使う事。
単なる水にカレールーを溶いただけだと薄いカレーになるだけですから注意してください。
飲んで「あぁ～美味しい～♡」と感じるベースの汁に、カレースパイスを添加する事でスープカレーになるのです。
本当はサラダなどの生野菜あれば良いのですが、生鮮野菜の買出し出来なかったので良しとしましょう。
またまた事件発生！今度は寒くて寝られない！！！
スープカレーを堪能し道の駅おとふけの物産店で購入したモリオ・マスカットブランデー原酒（加水無し）をシャインマスカットとのマリアージュを楽しんで就寝。
この頃は幸せだった・・・
数時間後・・・・
寒みいっ！！！(>_<)
朝方5時位に寒くて起きた！ 温度計をみると室内温度6℃。
なんか寝がえり打つと寒いなぁと感じていたのですが、気のせいだろうと思ってほうっていたのですが、布団から出ている顔もが寒いのは、絶対おかしい！
もしかして暖房ついていない？と思いベッドから飛び起きたら、
本当に寒かった・・・・
ちょっとヤバイレベル
隣のベッドで寝ている妻を見ると・・・・・
顔隠して寝てる！Σ(ﾟДﾟ) 現実逃避して寝てやがる！！（爆）
立ち上がると、私の頭に天窓の薄いアクリル窓から冷気がシンシンと降り注ぐのを感じる。
室内温度が6℃と言う事は、車外はもっと寒く0℃！
早々に暖房をつけないと低体温症になるので、急いで原因を探します。
原因を探すと言ってもＦＦヒーターが、何故停止したかないですけど、、、
見たらやはりベバストFFヒーターが停止しています。
コントールパネルのエラー表示を確認すると、燃料切れ。
えっ灯油切れたの？(‘◇’)ゞ そんだけ！？
出発前確認では、確か半分以上入っていたのだけど切れてしまったようです。
極寒の中タンクの蓋を開けて油量を調べたら確かにカラですｗ 見事にカラです（爆笑！）
これ、完全に自分のせいです。
ヘッド車に積んでいた予備の灯油タンクを引っ張り出し、極寒の中震えながら給油し燃料タンクの油量は復活。
これで大丈夫でしょ♪
よし、さっさとストーブ点けてポカポカで寝よう！と
ベバスト再始動！ スイッチオン！
燃料切れのエラー表示のままで動かない。
もう一回！
ベバスト再始動！ スイッチオン！
嘘でしょ！火がつかないぃっ～！？
ベバスト再始動！ スイッチオン！
全然動かない！
そんな事を数回したら、ベバスト側が勝手に操作を拒否し再始動も出来ない状況に陥りました。
※何回か正常点火できないとフリーズする仕様のようです。
その間も室温は下がり続け徐々に外気に近づいて行きます。
どう操作しても運ともスンともいわないベバスト
焦る私＝寝てる妻
マニュアルをあさる私＝寝てる妻
ネットで対策を検索する私＝「寒みーぞっおらっ！」と罵る妻
検索した所、
システムリセットがあるので、一生懸命その方法を試みる私＝「700万も掛けてゴミ買いやがって！寒いぃぞっ！」と悪態をつく妻
辛すぎる・・・(´；ω；`)ｳｩｩ
ベバストFFヒーターシステムリセットの方法
ネット上で公開されていた素人でもできるベバストシステムリセットの方法を紹介します。
ベバストFFヒーターのシステムリセット手順
- ヒーターのダイアルスイッチを全開にする。
- ベバストのヒューズを抜く。（隙間に落とさないように注意！）
- ヒーターのダイアルスイッチを戻しOFFにする。
- 数秒待ってから、ヒューズを戻す。（隙間に落とさないように注意！）
- ヒーターのダイアルスイッチを全開にする。
これを極寒の室内で罵倒されながら何度も続けました。(´；ω；`)ｳｩｩ
カツ、カツ、カツ、カツと遠くでポンプの音がするのですが、途中で息絶えてしまいます・・・・・
それは、瀕死の患者の脈のように・・・か弱く切ない音・・・
カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ・・・・・・・シーンー・・・・
何度も何度も試みても途中で止まってしまいます。 神は我を見捨てたかぁ・・・辛すぎるよぉ
気分はアニメ フランダースの犬のネロのよう。
「パトラッシュ・・・もう、疲れたよ。
なんだかとても眠いんだ・・・・」と私も睡魔と疲労が襲ってきます。
フランダースの犬の主人公 ネロ だけに 寝ろ なっんてｗ
寝たら天使に連れていかれるぞっ！(>_<)
ネットをくまなく調べると燃料補給しても点火しない理由は、一度燃料が空になってしまい燃料パイプ内に空気が入ってポンプが空回りし燃料を送れないようです。
いわゆるエア抜きが必要な状況ですので工場での修理案件です。
どうせ工場に入庫するなら、「壊れてもいいや」とヤケクソで更に10数回程システムリセットをしまくったら、エア抜きが出来たようで無事復活しました！！
いや～ 危なかった。
恐る恐る妻を起こし「寒いので札幌に帰ろっ♪」「もう旅は終わりました。m(__)mスマソ」と出発するしかないなと思っていましたから（爆）
こんな凡ミスもあるのですね、出発前に総量10Lタンク容量を確認したのですが、大体半分位入っている＝だから5L入っている。と勝手に思い込んでしまったのが敗因。
5L入っていると２日目の昼までは余裕で持つのですが、実際は、その前に切れたので、もっと少ない量だったようです。
私のキャントレの灯油タンクには残量計がないので、タンクの蓋を開けて目視するしかありません。
狭い穴からライトの光を頼りに覗き見るので正確な量が把握できないのがダメポイント。
これは、改善項目の一つになりました。
今回の車中泊は日本一周旅の予行練習として行っておりますので、ベバスト燃料タンクの改善案があぶりだされて良い旅ができたと前向きに考えます。
しかし、予備の灯油を持って来ていて良かったです。（初めから満タンにして置けよですね。反省です。）
３日目は帰るだけ～
朝方のストーブ燃料切れ事件のため若干寝不足ですが、太平洋を左に見ながら、途中でお蕎麦を食べたり、立ち寄り温泉、鵡川でシシャモ買ったりと、寄り道をしながら安全運転で無事帰宅。
道中気になっていた降雪は一切無くドライ路面で楽勝で帰れました。
自分なりにキャントレ車中泊を総評してみる。
今回の旅の目的である道の駅での車中泊は、リアル/ネット上に溢れる諸先輩情報から事前にグーグルマップでルートや道の駅情報を事前調査した方が良いとのアドバイスを受けていたので移動は完璧だった。
天気予報を見て雪が降らなそうな、目的地に行く気ままな旅は面白かった。
電気・水・トイレがあるトレーラーは道の駅の不人気エリアに駐車すれば静かで快適だった。
ベバストFFヒーターの快適さは最高だが、灯油切れはやっちまいました。（苦笑）
完全に自分の確認不足の凡ミスなので深く反省。
あぶり出たキャンピングトレーラー車中泊の問題点
〇灯油タンク残量計が無い問題
雪融けの春にタンク改造か残量計付きタンクに交換決定！
〇玄関靴置き場問題
やっぱり旅には雨も雪の日もあるので、玄関部分に靴置き場を作り清潔な室内環境を作る事に決定。
今回冬のキャンピングトレーラー旅でしたが、凡ミスしたからわかった問題点もあり、非常に有益な旅でした。
実体験するからこそ多くの学びがあり経験値が上がる。
この体験を次回のキャントレ旅に活かしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪
