皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
キャンピングトレーラーやキャンピングカーを使っていると、キッチン排水管からの異臭や、グレータンクの汚れが気になる方は多いはず。
でも、排水管の奥やタンク内部まで手を突っ込むわけにもいかず、「どうやって掃除すればいいの…?」と悩んでしまいますよね。
そこで今回は、私が実際に行っている、旅行の帰り道に“ついでにできる”排水管&グレータンク清掃方法をご紹介します。
しかもこの方法、
・特別な準備なし
・時間も手間もほぼゼロ
・走行中の振動を逆に利用する
という、一石二鳥どころか三鳥の裏ワザ。
排水管のヌメリ・ニオイが気になる方、グレータンクの汚れをもっと簡単に落としたい方におすすめです。
では、行ってみよ~(^O^)/
旅の帰りは「清水タンクの水落とし」をするけど…
キャンピングトレーラー旅の帰り道、清水タンクに余った水はそのまま捨ててしまうという人も多いと思います。綺麗な水道水だからね。
「車重が軽くなって燃費が良くなる」メリットはありますが、もし水が残っているなら、捨てる前に“有効活用”した方が絶対にお得です。
その活用先こそが、キッチン排水管とグレータンクの清掃です。
洗浄方法は簡単!家に帰る前に「パイプクリーナー」を流すだけ
やり方はびっくりするほど簡単です。
【手順1】旅の帰り道、キッチンシンクの排水口へパイプクリーナーを投入
今回は事前に札幌市内のドラッグストアーで数百円の一般的なパイプクリーナーを旅先まで持っていきました。
ボトル全部を排水口に流し込み、説明書に書かれた放置時間だけ置きます。
パイプクリーナーの洗浄成分が排水管の奥まで届き、ヌメリや汚れを分解してくれる訳です。
今回帰り支度している間に使ったのですが、約30分位放置しましたよ~
【手順2】放置後、清水タンクの余り水を流す
清水タンクに残っていた“捨てる予定の水”を排水口から一気に流し込みます。
この時ある程度の水流があった方が、洗浄成分や汚れが流れやすくなるので、予めお鍋などに水を張っておいて一気に流すと良いですよ。

【手順3】排出された洗浄水がグレータンクを勝手に掃除してくれる
ここが最大のポイント。
パイプクリーナーが混ざった水がグレータンクに集まり、そのまま家までの走行振動が“自動シェイク”の役割に。
つまり、振動でタンク内部を洗剤がくまなく行き渡り、汚れを落としてくれるのです。
家に到着する頃には、グレータンク内部も驚くほど綺麗になっています!
排水は自宅で排水するので問題ありません。



私のトレーラーは床下に容量約17Lのグレータンクを設置しています。
汚水は全てここに流れ込むのですが、この洗浄方法で帰路中程よくシェイクされますので、汚れや異臭とは無縁です(≧▽≦)
タンクは蓋つきですのでタンク自体も洗える仕組みにしています。
この方法のメリット
●① とにかく洗浄の手間がゼロ
掃除のために専用ブラシを突っ込む必要なし。
走行中に勝手に洗浄が進みます。
●② 排水管の異臭対策にも最適
ニオイの原因である“ヌメリ・油汚れ・細かな食品くず”をパイプクリーナーがしっかり溶かしてくれます。
●③ グレータンク内部も効率よく洗える
専用タブレットや大量の水が不要。
旅の「余り水」+走行振動で自動クリーニングできます。
●④ 水を無駄にしない
本来捨てる水を清掃に再利用できるため、非常に合理的。
水回り清掃の注意点
・パイプクリーナーは必ず家庭用の一般的なものを使用
・金属やゴムを傷める強力タイプは避ける
・放置時間は必ず説明書に従う
・帰路走行前にしっかり濯ぎ流しておく(濃い原液が残らないように)
キャンピングトレーラーの排水管清掃のまとめ
キャンピングトレーラーやキャンピングカーの排水管やグレータンクの掃除は、手間がかかるイメージがありますが、旅の帰り道を上手く使えば、ほぼノーコスト&ノー手間でキレイにできます。
やり方はとてもシンプル。
- パイプクリーナーを排水口へ
- 規定時間放置
- 清水タンクの残り水で一気に流す
- あとは家まで走るだけ
これだけで、排水管のヌメリ・ニオイ・汚れがすっきりし、グレータンクの内部も振動で自動洗浄。
キャンピングカーやキャンピングトレーラーを長く快適に使うために、ぜひ旅のシーズン終わりの“ルーティン”として取り入れてみてください。
あなたのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪


