皆さんこんにちは!キャンピングトレーラーのHobby 495ULで、日本一周夫婦旅に向けて準備を進めているピヨです。
納車後、私が意外に思ったことの一つがキッチンの排水でした。私のトレーラーには床下に排水口があり、そのままではシンクの排水を車内にためられません。
水を使うたびに車外へポータブルタンクを置き、移動前に片付ける必要がありました。
短い休憩でもこの作業を繰り返すのは手間です。
そこでお世話になっているビルダーさんに相談し、床下へ約17Lのグレータンク(生活排水を受けるタンク)を後付けしました。
この記事では、設置を決めた理由、部材選び、依頼時に伝えたこと、実際に使って感じたことを紹介します。
この記事の要点
- 私のHobby 495ULには、キッチン排水を受ける床下タンクが標準で付いていませんでした。
- 床下の空きスペースに合わせ、径125mmのVU管を使った約17Lのタンクをビルダーさんに製作・設置してもらいました。
- 休憩のたびにポータブルタンクを設置・回収する手間が減りました。
- ためた排水は、排水を受け入れる設備があり、利用が認められている場所で処理します。
お陰でキャンピングトレーラー旅が劇的に快適になりました!!もう自宅感覚で最高です!!
では、行ってみよう!(^^)/
なぜグレータンクを後付けしたのか
私は納車前、キャンピングトレーラーには排水タンクが備わっているものだと思っていました。
しかし、私の車両は床下に排水口だけがある構造でいわゆる垂れ流しの構造です。
実際に水を使うときは、その下にポータブルタンクを置く事でシンクが使える作りでした。
この垂れ流し仕様は(実際には受けタンクを使う)購入してから初めて知り唖然とした(爆)完全に無知でしたね~ 恥ずかしいぃ
グレータンクが無いので、旅の途中で休憩しようとシンクを使う場合、「タンクを出す→排水を受ける→こぼさないように回収する」という作業が必要です。
使い終わったタンクはトランクに収納し旅中持ち運び、排水できる場所まで運ばなければなりません。
ポータブルタンク自体は排水を持ち帰れる大切な道具ですが、私たち夫婦の旅では、休憩のたびに車外へ出して片付ける手間を減らしたいと強く感じました。
そこでキッチンシンク排水を一時受けするグレータンクを車体床下に設置する事にしたのです。
※道の駅やサービスエリアは休憩のために利用します。
当サイトは、道の駅を宿泊目的で利用することや、施設の排水設備を無断で使用することを勧めていません。
各施設の掲示や管理者の案内に従ってください。
取り付け前後で、休憩中の作業はどう変わった?
| 場面 | 改造前 | 改造後 |
|---|---|---|
| シンクを使う前 | 車外にポータブルタンクを設置 | 無し |
| 移動する前 | ポータブルタンクを回収 | 無し |
| 排水するとき | 重いタンクを適切な場所で排水 | 自宅でバルブを開くだけ |
この改造後ですが、旅中キッチンシンク利用が劇的に快適になり妻も大喜びです。
しかし、グレータンク容量には限りがあるので、いずれかのタイミングで排水する必要があり、水の使用量と次に処理できる場所を常に意識する必要があります。

今までは毎回シンク利用時に車体下に排水タンクを設置するのは生活感が出てスマートじゃないのが、夫婦2人の感想。
何百万円もするのに、オマルみたいに排水を受けるのがかっこ悪いと感じていました。
オプションであると良いのですけどね(;´∀`)
床下のスペースとタンク部材をどう検討したか
私のHobby 495ULは床下にスペアタイヤがあり、大きなタンクを自由に配置できるわけではありません。
ネット上の先輩オーナーの事例を調べ、ホームセンターでも配管材や蓋、固定に使えそうな部材を確認しました。
候補にしたのは塩ビ管です。肉厚のVP管と、比較的肉薄で軽いVU管を見比べ、私の車両では重量を抑えたいと考えてVU管を選びました。ただし、配管材をタンクに転用した例です。
ネットで予習した感じでは、私のトレーラーはスペアタイヤを積んでいる為床下のスペースに限りがあり大容量のグレータンクは搭載不可能なようですので、「塩ビ管1本の小型のタンクになるなぁ~」と思いながら数件のホームセンターに部材の下見をしてきました。
塩ビ管の種類
VP管
水圧に耐えられるよう肉厚に作られていて非常に重いです。
圧力が掛かる上水道埋設用・建築給水用に採用されています。
肉厚で重いので、キャンピングトレーラーには弱点になる。
VU管
VU管はVP管と比べ肉薄で軽量です。
主に無厚管路に使用する塩ビ管で、低層住宅の排水管として採用されています。
肉薄なので軽く水圧が掛からないタンクとして使うなら問題なし。
当初はVU管の径100mmの管を想定していましたが、ビルダーさんから径125mmでも取り付けられると提案があり、変更しました。これでタンクの容量は約17Lと実用に耐えられる容量になりました。(提案感謝!)


ビルダーさんに依頼するときに伝えたこと
今回は自分で床下へ取り付けず、日頃から車両の改造・整備をお願いしているキャンピングトレーラーショップYASUDAさんに製作と取り付けを依頼しました。
相談の際は、使いたい場面に加えて、次の希望を図や写真で伝えました。
- スペアタイヤなど床下の装備と干渉しない位置に設置したい。
- 排水をためた状態での走行も考え、固定部分を確認したい。
- ホースをつないで、排水を受け入れる設備へ流せるようにしたい。
- タンク内部を洗えるよう、開閉できる箇所を設けたい。




ウォーターハンマー現象対策も考えた
ウォーターハンマー現象とは、タンク内の水流が急激に変化することで、発生する圧力の上昇と下降による内部からの衝撃現象で水撃現象とも呼ばれます。
キャンピングトレーラーは走行中、加速や減速を常に行いますので、塩ビ管の中の水は常に揺れ動いている状態なのです。
そうした状況を予測できるのに、グレータンクを進行方向と同じ向きに(縦)設置すると最悪です。
走行中急ブレーキを掛けると、大量の水がフロント側に寄り蓋へ強い衝撃を生み出します。
逆に急発進すると、大量の水がリア側の蓋に当たり、これも強い衝撃を生み出します。
簡単に言うとタンクの中の汚水が前後に「凄い勢いで行ったり来たりする」訳です。
そうした走行中の衝撃力が徐々にタンク吊り下げ金具に伝わり、アンカー部分の破損、最悪はタンクの落下に繋がります。

そこで、対策として私はグレータンクの向きはウォーターハンマー現象が起きにくいよう進行方向に縦に設置するのではなく、横に設置しました。
この事により、加速減速時のウォーターハンマー現象は大幅に軽減されます。
参考にさせて頂いた排水タンク改造HPの紹介
キャンピングトレーラーの排水タンク | あっちこっちHobby
キャンピングトレーラー【 排水タンクをDIYで設置 】 – 親ばかパパの子育て日記
諸先輩のHPを拝見する限り、hobbyキャンピングトレーラーでも設置できそうです♪どのHPもアイデア満載で情報を惜しみなく公開してくださっており感謝でしかありません。
諸先輩の皆様ありがとうございました。m(__)m
約17Lタンクの限界と、ひと工夫
緊急用に純正の空ポータブルタンクも持って行く
一番助かっているのは、短い休憩のたびに、車体下へ排水受けタンクを設置する必要がなくなったことで、自宅同様にシンクが使えるようになりました。
一方で、約17Lは大容量ではありません。
何日も自由に水を使えるという意味ではなく、シンクで使った水の量を予想しながら、排水先を確保して旅程を組む必要があります。
満水に備え、私は純正の排水ポータブルタンクも積んで旅をしています。
排水バルブにホースを接続できるようにした
排水は、利用が認められたキャンプ場やRVパークなどの排水設備、または適切な自宅の排水設備で行います。
施設に設備があっても、グレー排水の受け入れ可否や使い方は事前に確認し駐車場や側溝、トイレなどへ自己判断で流しません。

画像のようにワンタッチジョイントでホースと連結できるので、トレーラーから離れた汚水桝に排水も可能です。
(画像は、自宅庭で撮影)
汚れや異臭防止のための工夫
タンクには開閉できる箇所を設け、内部を確認・洗浄できるようにしました。容量だけでなく、使った後に手入れできる構造かどうかも、設計時に考えておいて良かった点です。

塩ビ管で作るグレータンクなので管の両側に蓋があります。
その内1つは開閉できるようにして、いつでも洗浄できるようにしました。
これで、匂い防止もできますし、万一蛇口が詰まっても容易に掃除できます。
実際に行っている排水管とグレータンクの清掃方法は、別の記事で写真付きで紹介しています。

排水タンクを追加しても、旅先での水の使い方は給水・排水をセットで考える必要があります。私が旅先でポリタンクから給水するときに使っている電動ポンプと、実際の給水手順はこちらにまとめています。

まとめ|車外グレータンク設置で旅が超絶快適になった!
今回の塩ビ管を利用した、キャンピングトレーラーの床下にグレータンクを設置したお陰で非常に旅が快適になりました。
冒頭でも説明した通り、お昼に道の駅やSAでちょっと休憩する際、何の準備もいらずにキッチンの水道を使えるのは超絶楽です。
今までは、「水道使う時はタンクを設置ぃぃぃ」「水を使う時は外にバケツぅぅ」「設置!設置!設置ぃぃぃ~!」と取りつかれたように車外に出て、床下にタンクを設置していたのですが、それが一切無いのです!
もう、この自由を知ったら元には戻れません!
ぜひ、後付けグレータンクを付けようかと悩んでいたら、絶対つけた方が良いです。
駐車場に停めてバケツやタンク置くなんて生活感が醸し出る旅は考えられませんw
私と同じ不便を感じている方は、まずご自身の車両の排水構造と床下の空きスペースを確認し、施工を依頼するショップに「どう使い、どこで排水するか」まで伝えてみてください。
容量の数字だけでなく、清掃や点検のしやすさも大切だと感じています。
札幌近郊でしたら、キャンピングトレーラーショップYASUDAさんに相談すると良いでしょう。
https://kouta137270340110.wixsite.com/yasuda
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪
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