皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
キャンピングトレーラー旅の最重要設備の一つである常設トイレ。
このトイレのお陰で「公衆トイレを追い求める旅」から解放され快適な旅生活を送れるのですが、トレーラーの常設トイレはカセット式トイレなので問題点もあります。
一般家庭のトイレのように下水に直結していないので、汚物が溢れる前に処分する必要があります。
これからキャンピングトレーラーやキャンピングカーを購入しようと考えている方は「一体何日持つの?」「溢れちゃうのでは?」と疑問に思うでしょう。
そこで、夫婦2人旅で何日トイレを利用できるのか調べてみました。
では、行ってみよぉ~(≧▽≦)
キャンピングトレーラーの常設トイレはとても便利
常設トイレ一度使ったら止められないですね♪
車内にトイレがあるお陰で、雨降りの中トイレに駆け込む事も無いですし、夜間トイレに行きたくなくなっても平気、冬の外気氷点下の時期は寒い思いをしなくても良いで本当に快適。
深夜に車外の公衆トイレに行くのに、女性なら寝間着で行くわけにもいかないでしょうし、防犯上のリスクもあります。
我が家は、お酒を良く飲むので、晩酌したら確実にトイレが近くなるので、いちいち遠くのトイレに行くことは考えられませんし、下手な公衆トイレよりトレーラーのトイレの方が綺麗なのも良い点ですね♪

公衆トイレ付駐車場を追い求める旅から解放される
常設トイレのお陰で自由な旅が実現しています。
多くの方々が、車中泊地の候補地として求めるものは24時間利用可能な公衆トイレですので、多くのキャンパーが道の駅に殺到するのも理解できます。
しかし、私のキャンピングトレーラーには常設トイレがあるので、公衆トイレを追い求める旅から解放されます。

道の駅で車中泊するとしても、24時間トイレを使わなくて良いので、(使う気持ちは無いですけど)トイレから一番離れた静かな場所に停める事ができ安眠できます。
道の駅でよく見る光景のトイレに近い一等地を狙う「駐車位置カースト制」も無縁です(爆)
さらには、名も無い駐車場や、辺鄙な場所でも、何の障害もなく車中泊できるのですから常設トイレは神設備ですね!
キャンピングトレーラーのカセット式トイレは何日持つの?
皆さんが気になるのは、ここですよねぇ(;^_^A
ちなみに私のカセット式トイレの容量は約19Lでして、このトイレを夫婦2人で使った場合どうなるかを、一例として紹介します。
道の駅のトイレや出先のトイレを一切使わないで、100%キャンピングトレーラーのトイレだけを使った場合。
我が家は、夫婦2人で3日が限界です。(大も小も)
ただ我が家は、二人共酒好きで、毎晩相当飲むので持ちが短いかもです。
お互い晩酌をガバガバ飲むものだから、やはりドバドバ出る訳です(爆)
恐らくお酒を飲まない夫婦なら5日は、持つのではないでしょうか?
ちなみに、満タン近くになると、水洗レバーの満水を知らせる赤いLEDが点灯しますので安心してください。
何も警告もなく突然汚水が溢れる事はありません(;^_^A
カセット式トイレの満タン延命方法
答えは、意識的に外部の公衆トイレを使う(;^_^A 「なんだそれ!?そんなの当たり前だろ!」と言われそうですが、トイレを積極的に追い求めるのではなく、何かのついでに、トイレがあれば寄るスタイルを取ります。
例えば、「食材の買出し時に必ずトイレに寄る。」「観光の際に必ずトイレに寄る。」「SA/PAで休憩した際に必ずトイレに寄る。」など、イベント毎に出先のトイレを使うように癖付ければ、トレーラーのトイレを使う回数を減らすように心掛けます。
「自前のトイレがあるからいいや♪」と油断して出先のトイレを利用するチャンスを逃していると、当たり前ですが溜まりが早くなりますので、出先のトイレが使える時は使って置く事で満タン延命できます。
初心者さん向けの豆知識ですが、タンク内に溜まるのは排泄物だけでは無く、簡易水洗トイレの水洗水も加わります。
つまり、排泄物+水洗水=合わせて合計19Lで満水ですので、この水洗水を流す量を減らせば、もう満水を少し遅らせる事ができますよ。
あまり神経質になり過ぎて、家庭の水洗トイレのようにジャバジャバ流すと直ぐに満タンになってしまいます。(;^_^A
キャンピングトレーラーのトイレ汚物処理は簡単♪
具体的なカセット式タンクの汚物処理方法は、YouTubeで検索してもらえれば詳しく動画説明されているので、実例はそちらで確認してください。
カセット式トイレの汚物処理の方法って、トレーラー納車したての時は、どんなに恐ろしい行為なのかと、ビビッていましたが、YouTubeで見た通り非常に簡単に処理出来て全くの杞憂でした。
皆さんのイメージでは「ウンピーの固まりが出て来るのではないか?」「凄く臭いのではないか?」「汚水が散らばるのではないか?」と心配されると思いますが、青く濁った液体がドバドバと流れ出て行くだけですので安心してください。
まぁ、私は流しこんでいる物が何なのかを知っているので、「あぁ、〇〇〇が出てるなぁ~」と認識しちゃいますが、慣れれば何てことないです。ペットのトイレ掃除をしているような感覚ですね♪(^_^;)
トイレの臭いの有無や掃除などの件
自宅のトイレの日々の掃除と同じですので、特段抵抗感を感じません。
と言うかトイレの清掃はとても大切ですよね。
臭いについてですが、消臭分解液のお陰で「臭っ!」と感じた事は無いです。(逆にケミカル臭が少ししますw)
私のキャンピングトレーラーには、天井に採光/換気窓が付いているので全然問題無く、拠点として停めている時は、換気窓を開けて置くことで換気できています。
寒い時期はFFヒーターを稼働させるのですが、温風吹き出し口が床に近い下側にあるので、自然に上昇気流が発生し、寒い時期の方が換気効率が上がり消臭分解液のケミカル臭も感じないほどです。
キャンピングトレーラー トイレの臭い対策
注意点としては、汚物処理毎に必ず「すすぎ洗い」をしないと臭いが発生するので注意しましょう!
タンクの汚物処理をしたら、必ずすすぎ洗いを最低2回行わないと臭いが出てしまいます。
どういう事かと言うと、汚物処分する際に、内容物を排出するためにタンクを垂直にするのですが、垂直にした瞬間タンクの天井や内壁が汚染されます。
旅先と言う事で、すすぎ洗いをしない状態で、キャンピングトレーラーに接続すると、タンクの天井や内壁についた汚物の臭いが車内に入ってきてします。
どんな状況なのか簡単な図を用意しましたので、次項をお読みください。
私が使っている消臭分解液ですが、グリーンとブルーの2種類が販売されておりまして、カタログスペックはグリーンの方が少しだけ高性能で高額ですが、勿体ないので主にブルーを使っていますw (;^_^A 「性能に差が感じられないなら安い方が良いもんね」
※
調べるとグリーンの方が環境に配慮された成分が配合されているようで浄化槽対応品。その分価格が高いようです。
ブルーは浄化槽に排水すると微生物が死んでしまので、処理場所が浄化槽の方はグリーンを使いましょう。


水洗水に添加するリンス剤はレッド一択ですね(^-^♪ 「これだけは定番!」
ウンピーのこびり付きなどを防止してくれるので助かっています。

便器の汚れ防止剤。日々のお手入れ用として、トイレ撥水コーティング剤のHAZIKIも使っています。
これは最高に弾きますので、汚れ防止にめちゃ効果あります!!

カセットトイレのすすぎ洗いの重要性を図で解説

通常汚物は消臭分解液に浸かっているので、液体が臭いを遮断しているので臭気は出にくい状態が保たれています。
汚物処理する際にカセットを垂直にして汚物を下のパイプから排出させますのですが、その際タンク内部の壁や天井に汚水が付着します。

単に汚物を捨てただけだと、タンク内部の天井や壁面に汚水がこびり付き汚染されたままになり、天井や内壁は消臭分解液で臭気を遮断できない状態に陥ります。
初めは消臭分解液と混ざって壁についていますが、その内消臭液が乾燥しだし汚物が空気に触れ出すと臭気が出て来る訳です。
ですので、タンク内の壁についた汚物のカスや汚水をすすぎ洗いする必要があります。

カセット式トイレ使用時の臭い対策の肝は、汚物処理する際に毎回内部をすすぎ洗いする事で、容易に解消できます(^-^♪
旅先でのカセット式トイレ汚物処理方法
①:汚水用排水溝に汚物を流し入れタンクを空にする。
②:タンクに水を約1L入れすすぎ洗いをする。
③:汚水用排水溝に水を排水。
④:タンクに水を約1L入れすすぎ洗いをする。
⑤:汚水用排水溝に水を排水。
以降の⑥⑦は出来たらやろう♪
⑥:タンクに水を約1L入れすすぎ洗いをする。
⑦:汚水用排水溝に水を排水。
⑦:消臭分解液と水1L~2L程度をタンクに注入し完了♪
ポイントは、このすすぎ洗いを2~3回行う事でタンク内部を可能な限り綺麗な状態にする事。
旅先ですすぎ用の水を確保するのは困難ですので、予めすすぎ水を用意して置くなどの準備が必要です。
(その辺りの水道蛇口からカセットタンクへ直接注ぐのはマナー違反以前の問題ですので絶対に止めましょう)

私は、ウイスキーの角瓶2.7Lのペットボトル2本(5.4L分)をすすぎ洗い用タンクとして、旅中常に車載しており、汚物処理は自前のすすぎ水で完結させています。
1本のボトルでも十分対応可能ですが、すすぎ洗いは念入りに行いたいので2本用意しています。
やっぱり臭いが漂うのは嫌だものねぇ~( ; ›ω‹ )
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪