あなたのキャンピングカー LPガス警報器を設置していないってヤバくない?「リスク高すぎない?。マジで大丈夫?」

LPガス警報器アイキャッチ画像 ◆安全対策

皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。

今日はキャンピングカーやキャンピングトレーラーの安全設備についてお話します。

皆さんはLPガス警報器つけていますか?

私は2つ設置して万全の体制を取っております。

一酸化炭素センサーや煙感知器を設置しているのは見ますが、LPガス警報器を設置しているキャンピングカーやキャンピングトレーラーってあまり見かけないのです。

走行振動って半端ないと思うのですが、、、
走行中あの細い管が常に揺れてて、ジョイント部分は緩まないの?絶対大丈夫?

なぜ?平気なの?怖くないの?( ; ›ω‹ )

「LPガスは漏れたら臭いでわかるから大丈夫♪」と言うあなたに読んで欲しい記事です。
自分や大切な人を守るためにも。(他人に迷惑を掛けないためにもね)

では、行ってみよ~!(≧▽≦)

キャンピングカーにLPガス警報器を付けない理由がわからない

自宅にはLPや都市ガスの警報器を付けているのに、キャンピングカーやキャンピングトレーラーにLPガス警報器をつけない神経が私にはわからない。
常に走行振動に晒されるキャンピングカーやキャンピングトレーラーは設置しなくて平気なのでしょうか?
キャンカー色々故障しません? 本当に絶対ガス漏れしないと思います?

車体床下にむき出しの細いガス管が走っていますがあれ信用できます?(^_^;) 
走行振動や走行中に何かが飛んできたり、何かがぶつかるリスクもある訳です。
※全てのキャンカー・キャントレがむき出しと言う訳ではありません。

LPガス警報器未設置は相当危険!

走行中ならガスが希釈されるので、大丈夫でしょうが、停車中はガスが滞留しますので相当危険です。

キャンプ場やRVパークに到着し、車を置いて何処かに出かけるというシチュエーションは普通にあると思います。
その際、微量にガス漏れしている状態で長時間放置し、車に戻って来て扉を開け照明をつけた瞬間っ!・・・・・なんて事もあるかもしれません。

または、サイドオーニングを出して、車の脇でBBQしていたら、炭火が漏れ出たガスに引火!
なんて事もあるかもしれません。

LPガス警報器が普及しない理由

LPガス警報器って家庭用の物が多く、コンセント式で大抵AC100V仕様。
この場合キャンピングカーのインバーターを作動させて警戒する必要があり、電気使用量の観点から不利ですから普及しづらいのもうなずけます。

電池式のLPガス警報器もあったようですが、消費電力が高くて電池がが直ぐに切れてしまうので、まったく実用的ではないのです。

DC12V仕様の場合、設置工事が必要になりますし、鉛バッテリー全盛期では、LPガス警報器に電力を持って行かれてしまうので、これまた設置されていなかったようです。(^_^;)「電気量の問題だねぇ~」

リチウムイオン電池全盛期の今なら行ける!

令和の今なら、リチウムイオン電池やソーラーパワーの出力も上がって来ているので、十分設置できる能力があるのではないでしょうか?

ソーラー発電システムもひと昔と比べ相当進歩していますし、ポータブル電源だってこの数年で大容量化が進み、未だに大容量化が止まりませんので、常時警戒式のLPガス警報器を設置できる、土壌は出来ています。

今設置しないでいつするのさっ(`・ω・´)bキリッ

キャントレにLPガス警報器を2台設置し常時警戒

ガス漏れの爆発事故って本当にエグくて、コンクリート造りの建物の部屋で爆発したら・・・・
人間なんて・・・(ピーーー自主規制)ですから。

そんな、超危険なLPガスタンクを常に車に積んでいる訳ですから、誰もが最高レベルで警戒すべき。

私は、納車後速攻で自己所有のキャンピングトレーラーに2台のLPガス警報器を設置しました。

そもそも、万が一ガス漏れ起こし爆発しても、誰も保証してくれませんし、ガスシステムは100%故障しないって言えます?(^_^;)「絶対無理でしょ」

事故が起こっても、全て自己責任で片づけられますので、オーナーは警戒すべきです。
業者や業界が守ってくれる事は100%ありませんし、我々消費者はおんぶにだっこから脱却すべきです!

LPガス警報器設置場所図

上記図は私のキャンピングトレーラーの間取りで
上記2か所にDC12V式LPガス警報器を設置しています。

1台目のLPガス警報器は、車内中央に設置

ダイネットとベッドルームの間の床上約10cmの場所に設置しております。

この位置になった理由は、キャンピングトレーラーのシステムキッチン床付近に取りつける場所が無かったのと、キッチンの内部に隠すように設置すると、動作確認のパイロットランプが確認できず不安なので、ちょっとキッチンからは離れましたが、この車体中央位置になりました。

車内LPガス設置場所画像

2台目のLPガス警報器は,フロントロッカーに設置

ここは外部ロッカーになるので、設置しなくても良いように見えますが、本家本元のLPガスタンク本体が鎮座する保管庫ですので、ここは絶対に必要でしょう。

この保管庫には床にスリットが設けられているので、万一ガスが漏れても車外に抜けていくように作られていますが、ガス漏れは非常に危険なので、一切油断せず保管庫にも設置し万全の体制を整えています。

LPガス警報器の隣の細いセンサーはワイアレス外気温計です。

LPガスが車内に漏れた場合の対応シュミレーション

私はキャンピングトレーラーを所有していますので、シチュエーション的には、買出しや観光のためにトレーラーを切り離しヘッド車で外出して帰宅した際、ドアを開けようとした時に、トレーラーのガス警報器が鳴動しているのを気がついたと仮定します。(某キャンピング場 完ソロ 14:00 雲 微風)

《対処行動》

  • 1:ヘッド車に戻りヘッド車を十分に離れた安全な場所に移動させる
  • 2:トレーラー前部のLPガス庫のガスの元栓を閉める
  • 3:玄関ドアを開けガス警報器の鳴動及びガス臭の確認
  • 4:トレーラーの一切のスイッチを操作しないで入室
  • 5:MAXファンは使わない
  • 6:ドア反対側の窓を可能な限り開ける
  • 7:一旦退出
  • 8:様子を見て再度入室し全ての窓を開ける
  • 9:鳴動が止まるまで安全な距離を確保し待機

この対処行動で重要なのは、一切の電気設備を稼働させない事です。

夜間でも照明をつけてはいけません。

スイッチ操作時の僅かなスパークでも、ガスに引火する可能性がありますので、静かに入室し静かに窓を開け換気を促しましょう。

LPガスは空気よりも重いので、床に溜まります、良く早くLPガスを排出させるために、ほうきなどで掃くようにしてLPガスを外に出すと言われていますが、私はキャンピングトレーラーにほうきを積んでいませんので、窓を開け玄関から自然に出て行くのを待つつもりです。

LPガス自体には毒性はありませんが、吸い込む事で酸素欠乏になり、頭痛、吐き気、耳鳴り、手足のしびれ、意識不明、 最悪死亡する事も考えられますが、あの玉ねぎが腐ったような臭いの中では、何分も活動は出来ないでしょう(;^_^A 「臭いものね」

私のキャンピングトレーラーに設置したLPガス警報器はこれ

DC12v キャンピングトレーラー用LPガス警報器

RVプロパンアラーム DC 12V キャンピングカー モーターホーム、ボート、ヨット用

・DC12V仕様
・通電すれば自動警戒態勢になる
・要設置工事

長期日本一周旅行仕様のキャンピングトレーラーを目指して改造しているので、当然ながら常時警戒(DC12V)させています。
警戒中は緑のパイロットランプが点灯するので安心です。

工事不要・短期のキャンピングカー旅向けのLPガス警報器

工事不要、USB給電式のLPガス警報装置もあります。

USB給電方式LPガス警報器

家庭用ガス漏れ警報器  プロパンブタンメタンガスセンサー

配線工事が要らない、お手軽ポータブルLPガス警報器
USB給電で楽々警戒
内蔵バッテリー搭載
3~4時間稼働(停電など緊急バックアップ用)

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通常はAC100VからUSBアダプター経由で可動させる仕組みで、停電など非常時には内蔵バッテリーで3~4時間稼働します。

短期間の車中泊用でしたら、モバイルバッテリーを2~3個用意するか、ポータブル電源で可動させると良いでしょう。

12Vのシガーソケットから給電すれば、ポータブル電源のインバーターを経由しないので省エネ運転もできそうですし、今時のポータブル電源はUSB出力ポートがあるので、そこから給電すれば、すごく楽ですね♪

日本一周旅を想定している方などは、ポータブル電源に毎回接続すると、ポータブル電源のポータブル性を損なう事になりますので、DC12Vの常時警戒式が良いと考えます。

LPガス警報器の設置は、こちらのビルダーさんにお願しました。

私のキャンピングトレーラーの改造やメンテナンスを一手に引き受けてくれている、キャンピングトレーラーショップYASUDAさんに依頼しました。
https://kouta137270340110.wixsite.com/yasuda

色々相談に乗ってくれて、気の利いた改造をしてくれるので、大変助かっております(^-^)/

まとめ:あの細い管と走行振動で故障しない訳がない!

何となく感じるのは、キャンプブームで一酸化炭素中毒の危険性は広く認知され、一酸化炭素チェッカーの普及率は上がった感じですが、二酸化炭素チェッカーやLPガス警報器の普及率は低い感じがします。

キャンピングカーやキャンピングトレーラーは、テントと違い気密性が高く狭い空間で人間が生活するので、二酸化炭素濃度が簡単に上がる傾向にありますので、車中泊の際は二酸化炭素中毒にも気をつけるべきです。

それよりも、もっと怖いのはガス漏れ!これは本当にエグイですからね!

何回も言いますが、自宅は振動などしないのにガス警報器で警戒している。なのに、走行振動バリバリッのキャンピングカーやキャンピングトレーラーにLPガス警報器が無いなんて、もう笑い話でしょ(爆)
みんな良く平気だなぁ、恐ろしすぎるよぉ(;´Д`)

キャンピングカーやキャンピングトレーラーのLPガス爆発炎上が増えれば、ますますLPガスの充填がし難くなる事でしょう。
我々キャンパーも自己努力し警戒・対応すべきだと私は考えます。

LPガスタンク搭載のキャンピングカー・キャンピングトレーラーにLPガス警報器無しは、自殺行為に近いのではないでしょうか?
ご自身の命や大切な方の命を守るため(他人に迷惑を掛けない為)にも、LPガス警報器を是非設置される事を強くおすすめします。

皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。

最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪

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