皆さんこんにちは、キャンピングトレーラーで日本1周夫婦旅を目指し予行練習や準備をしているピヨです。
今回は車内調理・車中飯を堪能した後の食器の洗い方を取り上げました。
キャンピングトレーラーやキャンピングカーの清水タンクの容量は限られていますので、自宅のキッチンのように、ジャージャーと流し放しで食器を洗うと、あっと言う間にタンクが空になってしまいます。
この記事を読めば、カレーライスなどでギトギトになった鍋や食器を、誰でも簡単に少量の水で上手に洗い上げる事ができるようになります。
日々清水タンクの水の容量に怯え、使い捨て容器や、ラップを敷いて食事する事や、給水スポットを探す旅とはおさらばですよ~
では、行ってみよ~(≧▽≦)
食器洗いを無くすために、紙皿やラップを敷くのは絶対に嫌!
食器洗いをしなくてよいように、紙皿や紙コップを使ったり、お皿にラップを敷いて食事するのって、なんか寂しくないですか?
紙皿、紙コップで食事って、美味しさ半減しませんか?
屋台や海の家、山小屋、催事、非常事態、災害時とかなら全然良いのですが、折角非日常の旅を楽しんでいるのに、紙皿、紙コップ、発泡皿で食事を取るの心が寂しくなります。
避難食、災害非常食、行動食、登山食と同じで、とにかく見た目や盛り付けなど一切関係なく、スピード重視で栄養やカロリー摂取が最優先事項な状態なら、こうした「食」メインで全然良いのですが、平時の食事の「事」が抜けた「食」は寂しくて美味しく食べれません。
(移動を主目的とした旅行で、食の優先順位が低い旅のスタイルを除きます。)
そうした理由から、私達夫婦は、お皿にラップを掛けて食べるのも無理です。
食事って彩りや盛り方、器など目でも「食」を楽しみたいですし、器一つで食事の満足度が上がるなら器に拘りたいです。
いい年こいたおっさんなので、食器洗いの手間が増えたとしても、ちゃんとした器で食べたいのですよ。
冬キャンプでの少量の水で食器洗いを学んだ
北海道の冬キャンプって、キャンプ場によっては水道が止まっている所もあって(凍結防止のため)水を自前で用意するか。雪を溶かして水を作り洗う必要があるのです。
そうした過酷なキャンプの場合、水を節約するために、後ほど紹介する少量の水で食器洗いをしていました。
たとえ、炊事場が解放されていても、外気マイナス10℃~20℃の環境で炊事場に歩いて行きたくないし、肌を刺すような冷たい水で食器なんて洗いたくないです。(笑)
そんなキャンプをして来ているので、キャンピングカー車中泊生活での節水食器洗いなんて全然楽勝。




キャンピングトレーラー車中泊時の食器洗い方法
キャンピングトレーラーやキャンピングカーは、清水タンクの水量に限りがあるので、車中泊時の炊事は、常に節水を心掛けて食器を洗っています。
調理で水を使う量より、後片付け時に意識して水を使わないと、アッと言う間に水が枯渇するので気をつけましょう。
車中泊旅中の食器の洗い方
汚れたた食器はこうして洗います。
①:シリコンヘラで汚れを荒くすくい取る
↓
②:キッチンペーパーで荒拭き
↓
③:お湯を掛けて油浮かし洗い
↓
④:赤ちゃん用お尻拭きで食器を拭く
↓
⑤:キッチンアルコールを噴く
↓
⑥:キッチンペーパーで仕上げの本拭き
キャンピングカーのキッチンで食器を洗う方法(画像で説明)
前項の6工程を画像で説明しますと、こんな感じで、必要な水は電気ポットで沸かしたお湯だけで、夫婦2人分の食器洗いを完了させる事ができます。

デミグラスソースがべったりついたお皿を洗ってみましょう。

まずはシリコンヘラでソースを荒く拭い落とします。 100円ショップので大丈夫です。
大小2種類揃えると便利ですよ~

キッチンペーパーで荒く拭きあげます。

お湯を回しかけ残った油を浮かせます。

赤ちゃんのお尻拭きで本拭きします。この状態で食器洗いを完了してもOKです。

衛生的に気になる方、夏などの季節的なもの、食べ物の種類、匂いが気になる方は、キッチンアルコールを吹きかけて拭きあげれば完璧です。
今回参考例として、お皿1枚で食器洗い方を説明しております。
普段のキャンピングトレーラー夫婦旅での食器洗いは、シリコンヘラで油分を取るなどの一連の工程では、一度に全ての食器に対して行います。
どういう事と言うと、全ての食器のシリコンヘラ行程が終わったら、全ての食器をキッチンペーパーで拭く工程を行います。
その後シンクに、全ての食器を並べお湯を回し掛けます。並べない量の場合は、初回の食器の上に重ねて回し掛けましょう。
こんな風に、①~⑥の工程を、洗い物全てにすると、スピーディーに食器洗いを進める事ができます。
車中泊旅中の鍋やフライパンの洗い方
汚れが少ない時は、前項の食器洗いと同じ工程を行いますが、油汚れなどが酷い場合は以下の通りに行います。
①:シリコンヘラで汚れを荒くすくい取る
↓
②:キッチンペーパーで荒拭き
↓
③:少量の水を入れて沸騰させる
↓
④:赤ちゃんのお尻拭きを入れて、トングやお箸を使いお湯洗い
↓
⑤:汚れたお湯を捨て、赤ちゃん用お尻拭きで荒拭き
↓
⑥:お湯を掛けて再度油浮かし
↓
⑦:赤ちゃん用お尻拭きで拭く
↓
⑧:キッチンアルコールを噴く
↓
⑨:キッチンペーパーで仕上げの本拭き
鍋やフライパンの油汚れは、汚れを荒く除去したら、一度鍋を火にかけ少量の水を沸騰させると、油汚れが浮き上がり料理臭も消えますので、必ず沸騰させる事をおすすめします。
鉄フライパンや鋳物スキレットなども、一度少量の水を沸騰させる事で消臭する事が可能になります。
行程⑤と⑦の赤ちゃん用おしりふきで拭く工程を行えば完璧に綺麗な状態になります。
節水食器洗いの成功の秘訣はお湯を用意する事!
成功のポイントはお湯を使う
フライパンや食器にこびりついた油分は水で浮かす事は困難なので、お湯を使いましょう。
油分などはお湯を掛けると溶けて汚れが落ちやすくなりますので、水で洗うよりも効率が良く節水にも貢献しています。
お湯は、下記記事の「爆速で沸騰する電気ケトル」でお湯を沸かして使っていますが、普通にポットなのでお湯を狙った所に注ぎやすく、熱湯なので油汚れを良く浮かしてくれるので食器洗いが楽になります。
もちろん、カセットコンロやキッチンコンロで、普通にお湯を沸かして使用しても大丈夫です。
要は油分の分解のためにお湯が必要と言う事なので、家族4人の場合800mlのお湯があれば事足ります。

赤ちゃんのお尻拭きが超便利な理由は?
冬キャン初心者の友人と冬キャンプした時、私のおすすめする食器洗いを披露したのですが、その光景を見た彼が「赤ちゃんのお尻拭き!」「えっ!それケツ拭く奴じゃん!」と騒いだのを良く覚えています(爆笑)
確かにケツ(肛門)を拭くペーパーですが、これが節水食器洗いに最適なのですよ。

ふんわり おしりふき 80枚
伸縮性が良くやわらかい「ふんわりシート」を使用。程よい水分でおしりサラサラ。
日本製
成分の99.9%が純水でできた、限りなく水に近いおしりふきです。
「コラーゲン」と「モモ葉エキス」の保湿成分をダブル配合。パッチテスト済み。
パラベン・PG・アルコール・香料・着色料無添加。お肌にやさしい弱酸性です。

車中泊の食器洗い用ウエスとして最適な理由
1:赤ちゃんの敏感な肌を拭いても問題ない清潔さ
2:適度な厚みの不織布が、ねっちょりウン●、あっ違うっ!油汚れやソースを絡み取る!
3:破れにくい
4:高クオリティーなのに意外と安い
まずウエットティッシュと違い、ソースや油汚れを絡めとるのに最適の厚みがありますし、強く破れないのも素晴らしいです。
清潔だし、食器洗いアイテムとして最適なアイテムですよ!
食器洗いに使う際の注意点
トイレに流せるタイプを使うのはやめる。
赤ちゃんのお尻拭きは2種類あります。
1つ目はノーマル(不織布タイプ) 2つ目は流せる(水に溶けるタイプ)に分かれていますので、2つ目のトイレに流せる赤ちゃんのお尻拭きは、食器を拭いていると水分を含んでボロボロに溶けてくるので、使い難く逆に汚くなります。(苦笑)
したがって、食器洗い用として不適合なので、ご注意ください。
車中泊の節水食器洗いをマスターすると、食事が楽しくなります♪
自宅での食器洗いは自宅用の洗い方。
車中泊には車中泊用の食器洗いの方法があります。
今回紹介した少量の水(お湯)で綺麗に食器を洗う事ができるので、使い捨て食器や食器にラップを敷く必要がなくなり車中泊の食事が非常食の貧相な雰囲気から、一転し食事のグレードが上がり車中飯の満足感が大幅に向上する事でしょう。
20年以上、この方法でキャンプしていますが、家族全員一度もお腹を壊した事はありませんので自信があります。
お互い、キャンピングカーやキャンピングトレーラー清水タンクの水を上手に節約して旅を満喫しましょう!
皆さんのキャンピングトレーラーライフがより良いものになりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました(^▽^♪