皆さんこんにちは!
キャンピングトレーラーで日本一周夫婦旅を目指し、予行練習や準備をしているピヨです。
新車で購入したキャンピングトレーラー。
まさか購入から約1年半で、
「雨漏り」
を経験することになるとは思ってもいませんでした。
キャンピングトレーラーにとって雨漏りは、放置すると内装の傷みやカビ、腐食などにつながる可能性があるため、できるだけ早く原因を見つけたいトラブルです。
前回の記事では、雨漏りを発見してから侵入箇所を探したところまで紹介しました。
今回はその続編として、
雨漏りの原因特定 → 修理 → 漏水チェック → 今後の点検ポイント
までを紹介します。
結論から言うと、私のHobbyキャンピングトレーラーで雨水が侵入していた原因は、
屋根にあるガスFFヒーター煙突トップのわずかな緩み
でした。
「こんなところから水が入るの?」
と思うような場所でしたので、同じような構造のキャンピングトレーラー・キャンピングカーを所有している方の参考になればと思います。
では、行ってみよう!(^^)/
雨漏りの原因はFFヒーターの煙突だった
ビルダーさんに相談し、詳しく確認してもらった結果、雨漏りしていた場所は予想していた通り、
Hobby純正ガスFFヒーターの煙突部分 でした。

Hobbyの純正ガスFFヒーター煙突は、上記図のように複数のパーツを組み合わせた構造になっています。
今回問題になったのは、一番上にある 「煙突トップ」 と、その下にある煙突本体との接続部分でした。
この部分はネジ式で固定されています。
ところが確認すると、煙突トップが少し緩んでいたようです。
ほんのわずかな緩みなのですが、そこにできた隙間から雨水が侵入。
その水が毛細管現象によって煙突内部へ入り込み、車内側へ落ちていたと考えられます。
つまり、
屋根そのものに穴が開いたわけでも、屋根と煙突の防水パッキンが破損していたわけでもありません。
実際、屋根と煙突部分をシールしているゴムパッキンやストッパーには問題ありませんでした。
原因は、単に 煙突トップのわずかな緩み だったのです。
私のトレーラーは純正トルマガスFFヒーターを撤去し、べバスト灯油FFヒーターに乗せ換えています。
べバストの排気ガスは床下排気となりますので、使わないガスFFヒーターの煙突を利用してソーラーパネルのケーブルを車内に引き込んでおります。
そのため、今回の雨漏りを早期に発見する事ができました。
これが純正トルマガスヒーターの煙突だった場合、煙突蛇腹ダクト内部に雨水が溜まり気が付き難かったででしょう。
べバストFFヒーターに乗せ換えた事で早期に発見する事が出来てラッキーだったとも言えます。
わずかな緩みでも雨水は侵入する
今回一番驚いたのは、
「少し緩んでいるだけでも雨漏りにつながる」
ということでした。
キャンピングトレーラーは、走行中ずっと振動を受けています。
道路の段差や荒れた路面だけではなく、通常走行でも車体には細かな振動が伝わっています。
そのため、購入した時にはしっかり固定されていた部品でも、長期間使用していれば少しずつ緩んでくる可能性があります。
しかも煙突トップは屋根の上。
普段、目にする場所ではありません。
だからこそ、
緩んでいても気付きにくい。
今回のように実際に水が車内へ出てきて、初めて異変に気付くケースもあると思います。
雨漏り修理は煙突トップの締め直しから
原因が分かれば、まず行ったのは緩んでいた煙突トップの締め直しです。
煙突トップを回し、しっかり固定してもらいました。

原因そのものは、非常にシンプルでした。
ただし、
「締め直して終わり」
にはしませんでした。
なぜなら、もし走行振動によって緩んだのであれば、今後また同じことが起きる可能性があるからです。
そこで再発防止対策も行ってもらいました。
再発防止のため接合部分を追加コーキング
煙突トップを締め直したあと、接合部分を覆うように追加でコーキングしてもらいました。

これによって、
走行振動による再度の緩みと、接合部からの雨水侵入を防ぐ
狙いがあります。
さらに今回、煙突部分だけではなく周囲の防水も確認してもらいました。
私のトレーラーでは、もともとの排気口部分を利用してソーラーパネル配線を車内へ引き込んでいます。
この部分についても念のため追加コーキング。
さらに、
煙突パイプの黒いパッキンと屋根との境目
にもコーキングを追加してもらいました。
雨漏りの原因だった部分だけ直すのではなく、
「今後、水が入りそうな場所も同時に補強する」
という修理です。
これは非常にありがたい対応でした。
修理後は必ず漏水チェック
修理したからといって、
「これで絶対大丈夫!」
とは言い切れません。
防水修理では、最後に実際に水をかけて漏れてこないか確認することが大切です。
今回も修理後に漏水チェックを行っていただきました。
しかも、その様子を動画撮影して送ってくださいました。
最終確認までしっかり行っていただき、本当にありがたいです。
その動画は編集してYouTubeショートで公開しています。
修理後に水が入らないことまで確認できたことで、ようやく安心できました。
雨漏りは「屋根のコーキング劣化」だけが原因ではない
キャンピングカーやキャンピングトレーラーの雨漏りというと、
「屋根のコーキングが劣化したのでは?」
と考える方も多いと思います。
私も最初はそう考えていました。
しかし今回は違いました。
屋根との接合部分のパッキンは正常。
原因は、
そのさらに上にある煙突トップの接続部分
でした。
この経験から分かったのは、
雨漏り箇所の真上だけを見ても、必ずしも原因が見つかるとは限らない
ということです。
水は隙間から入り、部品の内部やパイプを伝って別の場所へ移動することがあります。
「ここから水が落ちているから、この真上が原因」
とは限らないわけですね。
FFヒーター煙突は定期的に確認した方がいい
今回の経験から、同じようなFFヒーター煙突を装備しているキャンピングトレーラーでは、
煙突トップがしっかり固定されているか
一度確認しておくことをおすすめします。
特に確認したいのは、
- 煙突トップに緩みやガタつきがないか
- パッキンやシール部分にひび割れや浮きがないか
- コーキングに亀裂や剥離がないか
- 雨のあとに煙突周辺や室内へ水が入った形跡がないか
- 屋根上の配線引き込み部分などに異常がないか
といった部分です。
ただし屋根上の作業は転落の危険があります。
また、キャンピングトレーラーの屋根は構造によって人が乗ることを想定していない場合もあります。
無理に屋根へ上がらず、安全に確認できない場合は販売店やビルダーへ相談した方が安心です。
気付かない「隠れ雨漏り」もあるかもしれない
今回の雨漏りは、煙突内部へ雨水が侵入するタイプでした。
そのため、侵入量や場所によっては、すぐに室内へ大きな被害が出るとは限りません。
だからこそ怖いところでもあります。
少量ずつ水が入っていた場合、
オーナー自身が雨漏りしていることに気付かない可能性があります。
元記事でも感じましたが、同じ構造の車両なら似た症状が起きる可能性はゼロではありません。
もちろん、
「Hobbyなら必ず緩む」
「この構造なら必ず雨漏りする」
という意味ではありません。
あくまで私のHobbyで実際に起きた一例です。
ただ、この事例を知っていれば、
「もしかして煙突部分かも?」
という確認ポイントが一つ増えます。
それだけでも実体験を共有する意味はあると思っています。
キャンピングトレーラーは走行振動を受け続ける
キャンピングトレーラーは家のように見えますが、実際には道路を走る車両です。
毎回の旅で、
振動・紫外線・雨・雪・寒暖差
といった影響を受け続けます。
特にヨーロピアントレーラーは軽量化のため、さまざまな樹脂部品も使われています。
購入した時は問題がなかった部品でも、使用年数や走行距離が増えるにつれて状態が変化していく可能性があります。
だからこそ、
「壊れてから直す」だけではなく、定期的に見ること
も大切だと感じました。
今回の煙突トップも、事前に緩みに気付いていれば雨漏りを防げた可能性があります。
前回の記事では雨漏り発見から原因を探すまでを紹介
今回の記事は、
雨漏りの原因が分かり、修理した「解決編」
です。
実際に雨漏りを発見した時の状況や、
「いったいどこから水が入っているの?」
と原因を探した過程については、前回の記事で紹介しています。
「夢のキャンピングトレーラー 悪夢の雨漏り発生」
と合わせて読んでいただくと、
雨漏り発見 → 原因探索 → 原因特定 → 修理
までの流れが分かります。
まとめ|雨漏りの原因は小さな煙突トップの緩みだった
今回のキャンピングトレーラー雨漏りの原因は、
Hobby純正ガスFFヒーター煙突トップの緩み
でした。
煙突トップと煙突本体の接続部分にわずかな隙間ができ、そこから雨水が侵入していたと考えられます。
修理では、
煙突トップを締め直し、接合部分を追加コーキング。さらに周囲の防水部分も補強
してもらいました。
修理後には漏水チェックも行い、無事に修理完了です。
原因だけを見れば、
「パーツが少し緩んでいただけ」
という非常に小さなトラブルでした。
しかし雨漏りは、長期間気付かなければ大きなトラブルにつながる可能性があります。
今回の経験で、
キャンピングトレーラーは走行する以上、ボルトや接続部、樹脂部品、防水部分などを定期的に確認することが大切
だと改めて感じました。
同じようなFFヒーター煙突が付いている方は、安全に確認できる範囲で一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
この情報が、同じキャンピングトレーラーオーナーのトラブル予防につながれば嬉しいです。
皆さんのキャンピングトレーラーライフが、より安全で快適なものになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^▽^)/



