キャンピングトレーラー購入検討 後悔しないため13のアドバイス

残量計の無い灯油タンク ◆購入検討者へ アドバイス

皆さんこんにちはキャンピングトレーラーで夫婦日本1周旅を目出しているピヨです。

今回はキャンピングトレーラーの購入を考えている方へ、Hobby 495UL オーナーになった私からのアドバイス。
この記事を読むと、後悔しないでキャンピングトレーラーを購入する事ができます。
オプションの選び方やどの間取りにすれば良いのか手がかりになります。

キャンピングトレーラー購入理由は人それぞれ、旅のスタイルも人それぞれ。
絶対こうでなくてはダメだ!と強制する記事ではなく、私の場合こう考えて選んだ事をアドバイス記事にしてみたので、軽い気持ちで読んでください♪

では、行きましょ~(^▽^♪


後悔しないキャンピングトレーラー購入 13のアドバイス

エアコンは必須

夏暑いですよねぇ~ キャンピングカー旅って夏は北海道や山岳部に旅行すれば暑さをしのげると聞きますが、それって実現可能ですか?

確かに暑いときは山間部や北に向かう。理想はそうですが、最近の日本の夏は全国亜熱帯状態で高温多湿が半端ない状態で、私が住んでいる北海道も夏は相当暑くなります。
夏の暑さは逃げ場が無いので、同行者のためにもエアコンは必須設備。

設置費用が結構掛かりますが、絶対つけて良かったオプションの一つですのでお忘れないように!

マックスファンは便利すぎる

マックスファン

換気設備として有名なマックスファン、室内の空気をあっという間に入れ替えてくれるので通年役立つアイテムです。

強力パワーで外気を導入したり排出してくれるので、換気扇として大活躍!

室内調理する際は、外気導入モードにして天井から新鮮な空気を室内に取り込み、キッチン小窓だけ開けて調理すると、調理中の煙やにおいを小窓から強制的に排出してくれるので、調理臭いや煙から室内を守ってくれます。

エアコンをつける前にも最大パワーで室内の暑い空気を一巡するとエアコンの効きも良くなりますし、電気代も節約できます。

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トレーラーのルーフ(屋根)はフラットに保とう

キャントレのルーフの状態

どう言うことか?と言うと。。。
できるだけ、天井にオプション品を無計画に取り付けないようにしましょうと言う事です。

その理由はソーラーパネル設置場所を確保するため。
ルーフにオプション品を取り付けてしまうと、将来ソーラーパネルの設置が難くなります。
できるだけ大きくフラットな面をソーラーパネル用として確保する必要があります。

←画像の広い部分はソーラーパネル用として死守しました。
マックスファンは上部の黒い四角です。
これだけの広い面でもソーラーパネルは760w分しか設置できませんでした。

ソーラーパネルは可能な限り積め

ソーラーパネルですが、少しでも余裕でエアコンや電気製品を使えるようにするためトレーラーのルーフに乗るなら乗せられるだけパネル設置する事をおすすめします。

ソーラーパネル設置後

構造上トレーラーのルーフにソーラーパネルを設置しようとすると、どうしても水平に設置する事になり、太陽と正対する事は不可能。

昼の太陽の角度が一番良い時間帯で70%~80%しか発電出来ず、常に電力不足を感じながら旅をする事になります。

ならば、多少費用を多めに確保して、ルーフのスペースを最大限活用し、最大最強W数発電できるだけのソーラーパネルを隙間なく敷く事をおすすめします。

ムーバー最強!

トレーラーをラジコンのように動かす事ができるムーバーは非常に便利。
予算に余裕があるならぜひオプション設置する事を、強くおすすめいたします。

オプションのムーバー

バックに自信がなくても、適当に半分位駐車場にバックでいれたら、ヘッド車と切り離してしまい、後はムーバーで微調整すれば良いのです。

これで、何度も何度もやり直ししても微妙に斜めになる駐車からおさらばです。(笑)

何度も何度も切り返して苦労するのは嫌です。

バック運転が苦手なのに無理に挑戦して接触事故を起こしたら最悪です。
1事故でオプションのムーバー代金を捻出できるでしょうから、初めから安全のためにムーバー設置をおすすめいたします。本当に便利ですよ~

サイドオーニングは無くても大丈夫

トレーラーの横から伸びる屋根の下でBBQ良いですよね~ こんなシチュエーションってTheキャンピングトレーラーキャンプ的で憧れますよね。

でも本当に必要ですか? デメリットも多いですよ。

そもそも、サイドオーニングを展開できるシチュエーションってキャンプ場位じゃないですか?道の駅はもちろんRVパークでもオーニング禁止の所が多く活用できる場所が少なすぎます。

それに、風が強い時(悪天候時)は使えないし、乾燥させないと黒カビ発生するし、突風で煽られてフレームがゆがむと収納できない→走行不能→旅が続けられない。状況に陥る。車両上部に重量物を設置してふらつく、燃費の悪化など、余り良いイメージがありません。

夜のキャントレキャンプの様子

その為、私はCレールを使った布タープで十分と考えました。

伸縮ポールとペグ、貼り綱で大きな庇を作る事ができますし、風にも強く軽量ですので燃費悪化にも影響がないので、私はオプション装備しませんでした。
設営も10分あれば完了してしまいます。

こんな感じでキャンプ場ならペグが打てるので全く問題ありません。

Cレールなんじゃそれ?と思いますよね。
アウトドア用品店に修理部門があれば、好きなスクエアータープにゲターベルトを編んで貰えば、私のようにタープオーニングが出来てしまいます。

今回はタトンカ4TCに8mmゲターベルトを縫ってもらいました。工賃は5,000円位です。
ヨーロピアントレーラーには屋根にCレールが回っているので、このCレールにゲターベルトを滑りこませれば良いだけです。
全部説明すると別な記事を作る事になりますので、今日は普通の布タープでもオーニングできるんだ。と理解してください。

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おすすめの間取り トイレは玄関と反対側が良い

トレーラーのトイレの位置ですが、出入り口の反対側にトイレがある間取りをおすすめします。

その理由は、です。

想像してください、トレーラーでキャンプ行為をする場合、玄関側にオーニング(タープの屋根)を出して第二のリビングエリアとして楽しむ方大半だと思います。

キャントレおすすめの間取り

この配置だと出入り口が近いので便利ですが、弊害もあります。
玄関側に車内トイレがあると、皆が寛ぐ第二のリビング側にトイレがある事になりますので、音が非常に気になります。
だってカセットトイレだもん(;^_^A

なので、そうした音が気になる方は、トレーラー玄関(外の活動エリア)と逆側にトイレがあると、奥様や娘さんに喜ばれます。

私のトレーラーは玄関と反対側にトイレがあるので、音問題は皆無です。
もちろん、旅のスタイルは人それぞれですので、参考程度にお考えください。

スペアタイヤとタイヤキャリアはいらなかった

購入時「スペアタイヤはオプション設定です。」と説明受けたので「旅先でパンクしたら困るな」位深く考えずオプションオーダーしたのですが、これいらなかったですね(泣)

今はスプレー式のパンク修理材が売っていて、非常時はこれで対応できてしまいます。
その場合パンク修理材を使ったタイヤは応急走行しかできませんので、早急に修理工場で新品に交換する必要がありますが、そもそもそんな頻繁にパンクしないでしょう。(;^_^A

逆にスペアタイヤとタイヤキャリアの重量分トレーラーが重くなり燃費が悪化します。
トレーラーはできるだけ軽い方が良いのですから、このオプションのスペアタイヤ+キャリアセットはいらなかったかな?と思っています。

清水タンク容量は大型化にグレードアップした方がいい

私のトレーラーの純正清水タンクは約25Lの容量であっと言う間に水切れになります。

自宅の水道のような感覚で使うと本当に直ぐ切れてしまい、毎日給水場所を探す事になりますので、早々に大型タンクのオプションがあれば容量アップする事をおすすめします。

1泊2日のトレーラーキャンプしかしないから、と言う旅スタイルの方でも、水は意外とすぐ無くなるので大きいタンクの方が良いですよ~♪

排水は垂れ流しだった

キッチンシンクで使った水の行先ですが、垂れ流しでした!(爆) これにはビックリ!

国産キャンピングカーやアメリカ製キャンピングカーのようにグレータンク(排水タンク)があるものだと思っていたのですが、まさかの垂れ流し仕様になっているとは思いませんでした。

垂れ流し仕様といっても、排水管からでる汚水はポリタンクで受ける仕組みになっているので、正式には垂れ流しではありません。

宿泊地についたら、バケツやポリタンクを車体の下に設置して汚水を受けて置いて、一杯になったら処理可能な場所に「えっちら。おっちら」運んで処理する仕組みです。

今となれば、それが普通ですが初めての人は驚く事でしょう。
私はスマートに旅がしたいので、下記動画のようにグレータンクを設置しました。

それが嫌で私のトレーラーには塩ビ管でグレータンク(排水タンク)を設置して改善しています。
詳しい説明や設置方法を動画で説明していますので、良かったら御覧ください。
https://youtu.be/8xH5upRMfZ4
キャンピングトレーラー排水問題解決!塩ビ管グレータンク(排水タンク)を設置したら車中泊が超快適になったよ♪

冷蔵庫はまったく冷えない(改造する事で改善可能)

トレーラーには3way冷蔵庫が付いているのですが、全く冷えません。
本当に冷えませんので、過度に期待する事をないようにしてください。

ただ、下記の方法で、冷えないキャンピングトレーラーの3way冷蔵庫をギンギンに冷える冷蔵庫に改造しましたので、安心してください。

パソコンのCPUとヒートシンクを接着する放熱シリコンと言う物がAmazonなどで売っていますので、それを冷蔵庫の冷却パイプに塗り、冷蔵庫の冷却フィンとの密着率を上げるだけです。
この放熱シリコンが効率的に冷気を冷却ファンに伝える事で、庫内に冷気が放射され冷えやすくなります。

改造方法の詳しい手順は下記動画で公開していますので、参考にしてください。

YouTubeでドメテック3way冷蔵庫をギン冷え冷蔵庫にする方法を公開しています。
内容は基本的な工具だけで、誰でも簡単にギン冷え冷蔵庫にグレードアップする方法を詳しく公開しています。

FFストーブは高価でもベバスト純正が良い

それほど重要ではありませんが、冬季もトレーラーキャンプするならFF灯油ストーブがあると良いでしょう。

ポカポカの室内から望む雪景色は最高です。

燃料が灯油なので燃料の入手は簡単、低燃費、燃料代も安いのが、やはり快適です。

灯油タンクは残量計有りがおすすめ

灯油ベバストを新規設置する方に気をつけて欲しいのは、灯油タンクです。

私のタンクは携行缶をベースに作られているのですが、残量計が無いので非常に使い難く困っています。
10Lタンクなのですが、残量確認は給油口を開けて直接除く必要があるので、めちゃくちゃ面倒です! 

オプション設置される方は、ここは残量計付きのタンクや樹脂製のタンクにして、残量が一目で確認できるタンクにする事を強くおすすめします。


でないと、うっかりガス欠運転してしまうとエアを噛んでしまい動かなってしまいます。

毎回ドキドキして給油口にライト当てて確認、、、、正直うんざりです。( ノД`)シクシク…

あとは、中華製のFFストーブもありますが、燃料ポンプのカチカチ音問題などありますので、高額でも老舗メーカーのベバスト社のストーブを付けるのをおすすめいたします。
ポンプのカチカチ音も気にならないので非常に快適に過ごせますよ。

後部カメラは絶対つけよう

後部カメラ位置の説明

トレーラーの後部カメラですが、これも必須アイテムですね。

今時期高性能なバックモニターとカメラがセットで販売されていますので、安全運転のためにも必ず設置する事をおすすめします。

設置するなら、ドライブレコーダー機能付きのモニターを、設置場所はハイマウントストップランプの下に設置すると、ブレーキ時の赤飛びを回避できますし、冬はストップランプが簡易的な庇になるので、雪が積もって落ちて来てもカメラが雪に押されないので故障し難くなります。

まとめ:後悔する前に旅の優先順位をつけよう。

如何でしたでしょうか?中には「俺はそうじゃないぞっ!」と感じる方もおられると思いますが、旅のスタイルは千差万別ですので、そう思うあなたの考えも正解です。

後悔先に立たず・・・

旅のスタイルは人それぞれですので、どういう旅のスタイルでも皆正解♡

私のキャンピングトレーラーで後悔しないための「譲れない事」

・車内トイレ
 車内トイレがある事でトイレの無いパーキングでも安心して車中泊できます。

・車内で立てる天井口
 長期間の旅で毎日屈む生活は絶対無理(腰痛になる)

・ホテルのような内装
 折角なので非日常空間で生活したい! 

・大型の冷蔵庫がある
 自炊派だし、毎日惣菜や外食はコスト的にも、内臓的にも辛い

・常設ベット
 寝るために座席を崩してベッドを作る事は、吞兵衛には無理! 

と、厳選すればこんな感じ。
色々考えてキャンピングトレーラーを牽引する事になりましたが、目的地で切り離してしまえば、身軽なので凄く便利で、購入前のイメージを覆しましたね。

この記事は私の旅のスタイルをベースにしていますから、「へぇ~こんな考えもあるんだなぁ~」と思って頂ければと思います。
そしてご自身のトレーラーの改造に役に立てて頂ければ幸いです(^▽^♪


この記事を読んでHobbyキャンピングトレーラーいいなぁ~と思われた方は、下記代理店さんに連絡して、実車を御覧になっては如何でしょうか?

私は北海道なのでライズ産業さんで見学させて頂きました。
本州だとトーザイアテオさんになりますね。

キャンピングトレーラー仲間が一人でも多くなれば嬉しいです。

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