《要注意》キャンピングトレーラーのFFヒーターで異常加熱!原因は温風ダクト〇〇だった。

べバスト故障し火災にアイキャッチ画像 ◆修理

皆さんこんにちは!
キャンピングトレーラーで日本一周夫婦旅を目指し、予行練習や準備をしているピヨです。

春にHobby 495ULを新車で納車し、夏の車中泊旅を楽しんだあと、秋の旅で初めてベバスト灯油FFヒーターを本格的に使用しました。

いや~、FFヒーターって本当に暖かいですね。

外気温-1℃でも室内はポカポカ。
半袖でも過ごせるくらい快適です。

ところが、その快適な車中泊中に異変が起きました。

トイレに入ってみると……

異常に暑い!

室温が高いというレベルではなく、トイレ下部の壁パネルが触っていられないほど熱くなっていたのです。

「これ、絶対おかしいよね……?」

調べてみると、原因はベバストFFヒーター本体の故障ではありませんでした。

トイレ壁内部にある温風ダクトのT字ジョイントから蛇腹パイプが外れ、熱い温風が壁の内部へ直接吹き出していたのです。

今回は実際にHobby 495ULで発生した、

異常加熱発見 → 原因確認 → 修理 → 修理後の状態

までを紹介します。

キャンピングトレーラーでFFヒーターを使用している方には、必ず一度は確認してほしいポイントです。

Hobby 495ULのFFヒーターを灯油式ベバストへ変更した理由

私のHobby 495ULには、もともとトルマ製LPガスFFヒーターが装備されていました。

しかし、私の使い方ではLPガスに少々問題がありました。

LPガスは地域によって充填できる場所が限られ、充填完了まで数日かかる場合もあります。

北海道では、道北など夏でも暖房が欲しくなる気温になることが多く、エアコンよりも暖房を使う事の方が多いのです。

キャンピングトレーラーで北海道を長期間旅することを考えると、

「必要な時に簡単に燃料を入手できること」

はかなり重要です。

そこで私はトルマ製LPガスFFヒーターを撤去し、燃料を入手しやすいベバスト灯油FFヒーターへ変更しました。

ベバストをキャンピングトレーラーに設置した画像

なお、ベバストへの変更後も、車内に張り巡らされている温風用パイプは既存のものを流用しています。

この温風ダクトが、今回のトラブルのポイントでした。

私がトルマLPガスFFヒーターを撤去し、ベバスト灯油FFヒーターへ交換した詳しい経緯はこちらの記事で紹介しています。

キャンピングトレーラーFFガスヒーター交換

純正トルマ製ガスストーブを撤去し、空いたスペースはゴミ箱置きにし、車内空間を有効活用。

旅中は結構ゴミが出ます。
特に夫婦そろって酒呑みなので、缶やらペットボトルのゴミが多くでます。
この改造で大き目のゴミ箱が2つ入るスペースが確保できたのは非常にありがたい!!

秋の車中泊でトイレだけ異常に暑い!

秋の車中泊旅で、初めてベバストFFヒーターを本格的に使用しました。

外気温は-1℃。

それでもキャンピングトレーラーの室内はポカポカで、本当に快適でした。

ところが、トイレに入った瞬間……

「暑っ!!」

トイレだけ明らかに異常な暑さです。

しかもトイレ下部の白い壁パネルに触れてみると、

触っていられないくらい熱い。

キャンピングトレーラーのトイレが異常加熱した場所

FFヒーターを使うのが初めてだったので、

「こんなものなのかな?」

とも思いました。

でも、やっぱりおかしい。

単純に吹き出し口から暖かい風が出ているという感じではなく、壁そのものが異常に熱を持っている状態でした。

そこでトイレの温風経路を調べてみることにしました。

原因発見!壁内部で温風ダクトが外れていた

トイレの吹き出し口周辺を調べてみると、原因らしきものを発見しました。

吹き出し口の奥には、温風を分岐させるT字ジョイントがあります。

そのT字ジョイントのベバスト側から、

銀色の蛇腹パイプが外れていました。

キャンピングトレーラートイレのffヒーター吹き出し口

つまり本来なら、

ベバスト
↓
蛇腹パイプ
↓
T字ジョイント
↓
トイレの吹き出し口

と流れるはずの温風が、途中でパイプが外れていたため、

壁パネルの内部へ直接吹き出していた

ということです。

そりゃ壁が熱くなるわ……(;´Д`)

トイレが異常に暑かった理由も、これなら納得できます。

FFヒーターを停止してからダクトを確認

原因をもう少し確実に確認するため、いったんベバストFFヒーターを停止。

十分に冷えてから、吹き出し口側から確認してみました。

するとT字ジョイントにつながるはずの銀色の蛇腹パイプがブラブラしています。

「やっぱり外れてる……」

原因はほぼ間違いなさそうです。

ただし、この場所はトイレの壁パネル内部。

パイプを再接続するためには作業スペースを確保する必要があり、トイレ周辺を分解しなければアクセスできません。

分解方法が分からない状態で無理に作業して、別の部品まで壊してしまっては本末転倒です。

そこでDIY修理はせず、販売元へ修理をお願いすることにしました。

※FFヒーターや温風ダクト周辺は高温になります。異常を感じた場合は使用を停止し、十分に冷えてから確認してください。無理な分解や修理はせず、販売店や専門業者へ相談することをおすすめします。

修理結果|原因はやはりT字ジョイント外れ

キャンピングトレーラーを販売元へ持ち込み、修理をお願いしました。

修理は2営業日で完了。

確認された原因は、やはり予想していた通り、

トイレ壁内部の温風ダクトのジョイント外れ

でした。

走行時の振動によって外れた可能性もあれば、施工時から十分に接続されていなかった可能性もあるとのことでした。

どちらが原因だったのかは断定できません。

ただし、蛇腹パイプが外れていたこと自体は確認できました。

今回の修理によって、壁内部へ温風が直接漏れる症状は解消しました。

温風ダクトは意外と簡単に抜ける

今回の経験でもう一つ気になったのが、温風ダクトの接続方法です。

車内には同じようなジョイントが複数あります。

清水タンク裏にあるストレートジョイントも確認してみたところ、蛇腹パイプを引っ張ると、

意外なほど簡単にスポッと抜けます。

キャンピングトレーラーff温風ジョイント外れ

すべての接続部分がビスで固定されているわけではありません。

実際、別のT字ジョイントにはビス止めされている場所もありましたが、今回外れていたトイレ内部のジョイントにはビス止めされていませんでした。

キャンピングトレーラーは走行中、常に振動を受けます。

また、収納スペースの清掃や荷物の出し入れなどで、知らないうちに蛇腹パイプへ触れることもあります。

そのため、

「今まで大丈夫だったから問題ない」

とは言い切れないと感じました。

FFヒーターを使用している方は、目視できる範囲だけでも温風ダクトがしっかり接続されているか、定期的に確認してみる価値はあると思います。

修理後も吹き出し口付近のパネルは熱くなる

修理によって、壁内部へ温風が直接漏れる異常加熱はなくなりました。

ただし、修理後もトイレの吹き出し口付近の白いパネルはそれなりに熱くなります。

確認してみると、カーブしている蛇腹パイプの一部が白いパネルへ接触しているようで、パイプの熱がパネルへ伝わっているように感じます。

つまり、

修理前:外れた蛇腹ダクトから壁内部へ温風が直接噴き出していた

のに対して、

修理後:温風漏れは解消したものの、蛇腹ダクト自体の熱がパネルへ伝わっている可能性がある

という違いです。

今回の経験から、FFヒーター使用時は「暖かい・暖かくない」だけではなく、

特定の壁や家具だけ異常に熱くなっていないか

も確認した方が良いと感じました。

今回の原因はベバスト本体の故障ではありません

記事タイトルだけを見ると、

「ベバストFFヒーターが故障したの?」

と思われるかもしれません。

しかし、今回のトラブルはベバスト本体の故障ではありませんでした。

私のHobby 495ULは、もともとトルマLPガスFFヒーター仕様で、ベバストへ熱源を変更した際も既存の温風パイプを流用しています。

今回問題になったのは、その温風用蛇腹ダクトの接続部分です。

そのため、

「ベバストFFヒーターは危険」

という話ではありません。

むしろ実際に使ってみて、ベバストFFヒーターにはかなり満足しています。

また、よく話題になる燃料ポンプの「カンカン」という作動音も、私の環境ではほとんど気になりません。
(取付はトーザイアテオさんでして頂いております)

ハイパワーで室内はしっかり暖まり、燃料は灯油なので非常に入手しやすい。
私の使用環境では24時間使用しても灯油消費は約5~6L程度。

これがLPガスを燃料とした純正暖房だったら、毎回ガスの残量を気にして旅を楽しめないし、旅先で燃料切れたらアウトです!

北海道でキャンピングトレーラーを使う私にとって、暖房を灯油FFヒーターへ変更したことは、大正解だったと思っています。

FFヒーター使用時に確認したいポイント

今回のトラブルを経験して、私自身もFFヒーターを使う前後に温風ダクトを意識するようになりました。

特に確認したいのは次のポイントです。

  • 吹き出し口から正常に温風が出ているか
  • 一部の吹き出し口だけ風量が極端に弱くないか
  • 壁や家具の一部分だけ異常に熱くなっていないか
  • 見える範囲の蛇腹パイプがジョイントから抜けていないか
  • 清掃や荷物の出し入れ後にダクトへ無理な力が掛かっていないか

特に、

「トレーラー全体は普通なのに、特定の場所だけ異常に熱い」

という場合は、一度使用を停止して蛇腹ダクトホースを確認した方が良いと思います。

まとめ|異常な熱さを「FFヒーターだから」と思い込まない

今回のトラブルは、秋の車中泊でベバストFFヒーターを使用した際、トイレだけ異常に熱くなったことから発見しました。

原因は、

トイレ壁内部にあるT字ジョイントから温風用の蛇腹パイプが外れ、熱い温風が壁内部へ直接吹き出していたこと。

でした。

修理後は壁内部への温風漏れも解消しています。

今回一番感じたのは、

「FFヒーターだから、このくらい熱くなるのかな?」と異常を見過ごさないこと。

私自身、初めてFFヒーターを本格使用したため、最初は正常なのか異常なのか判断できませんでした。

でも、「何かおかしい」と感じて確認したことでダクト外れを発見できました。

また今回のトラブルは、ベバスト本体の故障ではありません。

キャンピングトレーラーは走行時に振動を受けますし、温風ダクトには簡単に抜ける接続部分もありました。

ちなみに別のT字ジョイントパイプの画像です。
こっちはネジ止めしてあるのですが、トイレのT字ジョイントパイプはネジ止めしてないようです。

FFヒーターT字ジョイント

こんな感じのジョイントが車内に他にも設置されていますが、ここだけビス止めあって、トイレの中や他のジョイントもビス止めしていない。「なんでかなぁ?本当不思議ですね。」

同じようなFFヒーターを使用している方は、本格的な暖房シーズンに入る前に一度、見える範囲だけでも温風ダクトや吹き出し口を確認してみてはいかがでしょうか。

誰が悪かったのかを追及したいわけではなく、

「実際にこんなトラブルがありましたよ」と、いう一つの実体験として、全国のキャンピングトレーラーオーナーさんと情報共有できればと思っています。

《動画》トルマLPガスFFヒーター撤去

トルマLPガスFFヒーター撤去後のデットスペースの有効化をYouTube動画で配信しています。

皆さんのキャンピングトレーラーライフが、より安全で快適なものになりますように!

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^▽^)/

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