皆さんこんにちは! キャンピングトレーラーで日本一周夫婦旅を目指し、予行練習を重ねているピヨです。
走行中にサブバッテリーを充電できれば、次の目的地に着いてからも冷蔵庫やエアコンを使いやすくなる。そんな期待から、ハイラックスで牽引するHobby495ULに走行充電器を導入しました。
ところが、取り付けた充電器で思うように充電できず、その後の機器交換でもヒューズ切れが発生。なかなか一筋縄ではいきませんでした(;^_^A
先に現在の状況をお伝えすると、Renogyの40Aタイプの走行充電器を20Aにダウングレード設定し使用しています。私の現在の使い方では、走行中に冷蔵庫を稼働させてもサブバッテリー残量が減らなくなり、実用面では助かっています。
ただし、以前のヒューズ切れの原因を特定できたわけではありません。この記事は「20Aに下げれば安全」という対処法ではなく、私の車両で起きた不調、切り分け試験、機器交換、その後の運用をまとめた記録です。
では、行ってみよう!(^^)/
結論:60A充電を目指したものの、現在は20A設定で運用
最初に、今回の経過を整理します。
| 使用した機器・設定 | 私の車両で起きたこと | その後 |
|---|---|---|
| ニューエラー SBC-005 | 充電電流が8〜10A程度。別の12Vガソリン乗用車につないでも期待した充電ができなかった | メーカーへ返送。点検に時間がかかるため使用を断念し、最終的に廃棄 |
| Renogy 60Aタイプ | 電流が安定せず、専用電源回路の80Aヒューズが切れた | 使用を断念し、廃棄 |
| Renogy 40Aタイプ・40A設定 | 同じ専用電源回路の80Aヒューズが切れた | 20A設定へ変更 |
| Renogy 40Aタイプ・20A設定 | 現在は走行充電できている | 冷蔵庫の運用に活用 |
SBC-005で起きた充電不調と、Renogyへ交換してから起きたヒューズ切れは、同じ原因と確認されたものではありません。ここは分けてお読みください。
最初の症状:SBC-005で8〜10A程度しか充電されない
最初に導入したのは、ニューエラーのSBC-005です。
メーカーが充電電流60Aの製品として案内しており、走行中の充電を期待して設置してもらいました。しかし、私の環境では8〜10A程度の充電にとどまりました。
もちろん、製品の60Aという数値だけで、どんな条件でも常に60A流れると判断することはできません。それでも、期待したように充電が進まないため、車両側と機器側を確認することになりました。
製品の仕様は、ニューエラー公式のSBC-005製品情報で確認できます。

ディップスイッチを設定しなおしてもダメでした。
ハイラックスの電圧変動を疑い、設定や表示を確認
最初に疑ったのは、ハイラックス側の電圧でした。
当時、車内のバッテリーモニターでは、走行状態によって12.4〜14.8Vほどの変化が見られました。「この電圧の変化が、走行充電に影響しているのでは?」と考えたのです。
ライト点灯時に約13.8Vで表示が安定する場面もあり、スモールランプを点灯させた状態でも試しました。しかし、期待したような充電にはなりませんでした。
ここで確認できたのは、私のハイラックスでの表示と充電状況です。「スモールランプを点灯すれば充電制御を解除できる」「それで走行充電の問題が解決する」と、ほかの車両にも当てはめられる話ではありません。
取扱説明書を見ながら充電器の設定も見直しましたが、状況は改善しませんでした。



左からアイドリング時 中央スモール点灯時 右側はアクセルOFF慣性走行時 の電圧です。
メーカー技術者へ相談し、別の12V乗用車で切り分け
そこで、メーカーの技術者へ電話で相談しました。
ハイラックス側の問題なのか、それともSBC-005側の問題なのか。切り分けるために、ビルダーさんに協力していただき、別のガソリンエンジンの12V乗用車へ接続して試しました。
ところが、車を替えても正常に充電できず、同じように8〜10A程度にとどまりました。
この結果から、私はSBC-005側の不具合と判断しました。試験結果をメーカー技術者へ報告し、機器を返送して点検してもらうことになりました。
ただ、点検には時間がかかるため、その機器を使い続けることは断念。最終的に廃棄し、別の走行充電器へ交換しました。
ここでお伝えできるのは、別車両でも不調が再現し、メーカー返送に至ったという経過までです。
メーカー点検による最終的な故障箇所や診断内容を示せるわけではないため、「メーカーが初期不良と確定した」と判断できません。
Renogy 60Aへ交換しても、今度は80Aヒューズが切れる
次に導入したのがRenogyの60Aタイプです。

Renogy battery charger 60A REGOシリーズ 走行充電器12V 60A
こちらも最大60Aで充電可能ですし、Bluetoothでスマホ接続可能。
運転席にいながら充電状況を確認できるので、SCB-005よりも利便性が向上します。
これで走行充電ができるようになれば、と思ったのですが、今度は電流が安定せず、ヒューズが切れる問題が起きました。
切れたのは、ハイラックスのメインバッテリー端子からトレーラーへ引いた、専用電源回路の80Aヒューズです。いわゆる「バッ直」の回路に取り付けたもので、トレーラー内のAC100Vブレーカーではありません。

電源ケーブルはバッ直で走行充電用専用配線(10スケ)の太いケーブルで這わせています。
当時はハイラックスからの給電を疑いましたが、ヒューズが切れた原因は特定できていません。Renogyの製品不良だったと確認したわけでもありません。
このRenogy60Aも使用を断念。
2つの走行充電器がダメだった原因
恐らくですが、ハイラックス側は、従来の発電ではなく、充電制御機能が付いている車両なので、車両コンピューターが常にメインバッテリーの残量を監視し、残量によって発電を一時的に止めたり充電するなど、細かに制御する事で燃費向上を狙っているのです。
充電制御システムについて詳しく説明しているサイト
ですので、発電量が常に一定にならなず、バッテリー残量によっては一時的に高電流になる事があり、ヒューズが飛ぶようです。
これは、こまった・・・・(;’∀’)
車両側の制御システムが最新すぎるのも問題だね・・・

Renogy 40Aへ交換し、20A設定で充電できるように
その後、Renogyの40Aタイプへ交換しました。
しかし、40A設定でも専用回路の80Aヒューズが切れてしまいました。そこで充電器の設定を20Aへ性能を下げたところ、走行充電ができるようになりました。
60Aでの充電を期待して始めたのに、最終的には20A設定。思っていた形とは違いましたが、実際に使ってみると、私の旅ではこの充電も十分助けになっています。
ただし、「ヒューズが切れなくなったこと」と「原因を解消し、回路の安全性を確認できたこと」は別です。今回の設定値は、ほかの車両にそのままおすすめするものではありません。
ヒューズ切れが起きる場合は充電を中止し、施工店やメーカーへ回路全体の点検を依頼してください。原因を確認せずにヒューズの容量だけを大きくしたり、ヒューズを省略したりする方法は取らないでください。
20A設定でも、走行中の冷蔵庫運用には役立っている
私にとって大きかったのは、走行充電できるようになってから、走行中に冷蔵庫を稼働させてもサブバッテリー残量が減らなくなったことです。
そのため、現在は走行中も冷蔵庫をAC100Vで使えるようになりました。目的地まで冷蔵庫内をキンキンに冷やしながら移動できるのは、やはり便利です。
これは私の設備と現在の使い方で確認している結果です。冷蔵庫の消費電力、ほかの家電の使用、ソーラーの発電状況なども関係するため、「20Aの走行充電だけで、どんな冷蔵庫でも電力をまかなえる」という意味ではありません。
ソーラー発電760Wと、冷蔵庫のLPガス運用も組み合わせる
私のトレーラーには、合計760Wのソーラーパネルを屋根に平置きしています。
実際に発電表示を見ると、普段は350〜450W程度の発電が目安になっています。
これは私が確認している発電時の出力の目安で、早朝夕方を含めた一日平均や、一日の発電量ではありません。
天候や季節によっても変わります。
現在は、このソーラー760wと20A設定の走行充電を使いながら楽しんでおります。
バッテリー残量や天候によっては、一番電力を消費する冷蔵庫をLPガス運用も併用しています。
私の使い方では、この組み合わせによって電力面の困りごとに対応できるようになりました。
「ガス運転を併用するなら、残量確認も忘れずに。以前、冷蔵庫のガスが突然切れて慌てた経験をまとめています。」
なお、走行中については前述のAC100V運用の話です。
ここでのLPガス併用は、走行中のガス運転を勧めるものではありません。
ガス機器は機器・車両の説明書や滞在施設のルールに従って使用してください。
最初は走行充電で大きな電力を補おうと考えていましたが、現在は走行充電だけに頼らず、ソーラーや冷蔵庫の運転方法も含めて使い分けています。
上記リンクは私のキャンピングトレーラーの改造やオプションを紹介しているページになります。
「充電だけでなく、消費電力を抑える工夫も大切です。私が実践しているエアコンと冷蔵庫の節電方法はこちらで紹介しています。」
まとめ:不具合の原因と、現在使えている結果は分けて考える

今回の走行充電では、充電器を交換すればすべて解決する、というわけにはいきませんでした。
- SBC-005は別の12V乗用車でも充電不調が再現し、メーカーへ返送しました。
- Renogyへ交換後は、バッ直の専用回路にある80Aヒューズが切れました。
- 現在はRenogyの40Aタイプを20A設定で使用し、走行充電できています。
- ソーラーと冷蔵庫のLPガス運用も組み合わせ、私の旅での電力問題に対応しています。
ハイラックスの車両側の制御システムが複雑し過ぎて20A運用に落ち着きましたが、冷蔵庫を動かしながら移動できるようになったのは、実用面で大きな変化でした。
一方で、過去のヒューズ切れの原因まで解明できたわけではありません。同じような症状で困っている方は、この記事の設定値をそのまままねるのではなく、症状と使用機器を整理して、施工店やメーカーへ相談する際の参考にしてください。
私の失敗と試行錯誤が、これから走行充電を考える方の参考になればうれしいです。
そして、ハイラックスで40A~60A走行充電を成功させている方が居れば、是非お教えください。m(__)m
本当ぜひお願いします!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^▽^♪
「RVパークやキャンプ場の外部電源を使う方は、利用前に確認したいブレーカーと電源容量の話も参考にしてください。」





